書籍の類 読むの飽きてきた
■2013年02月08日 [書籍の類]
青べか物語
  • 山本周五郎
  • 新潮文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★★☆☆

西友の豪州米に挑戦中。吉林米よりはマシだけど、やっぱり古米風味。オーストラリア時代に現地で食ってた豪州米は美味かったのになぁ。輸送と通関に時間かけすぎか?

んで。ここからは出土品の山本周五郎。根戸川下流にある浦粕というクソ田舎の漁師町が気に入ったので住んでみた。という私小説風ファンタジー。騙されて買ったべか舟(小さいボート)を青く塗ったのがタイトルの由来。登場人物がことごとく個性的というかキチガイ揃いで、なんとも奇妙な世界だった。浦粕すげーな。読んでて気持ちよくはないんだけど、変な面白さはある。

釣ってきた鮒を煮て食うシーンがちょこちょこ出てきたのが印象的。美味いのか? 泥臭くない?

■2013年02月03日 [書籍の類]
樅ノ木は残った (下)
  • 山本周五郎
  • 新潮文庫
  • 手持ち
俺満足度:★★★★

不調が続く通販は、ついに月間の儲けが妻のパート収入を下回るに至った。これはだめかもわからんね。生活に困ってるわけじゃないが、そろそろ新たなお仕事を考えにゃ。

んで。世の悪評を浴びつつも、ついに酒井老中による伊達藩取り潰し計画の証拠を掴んだ原田甲斐。なにがなんでも藩を守るため、あえて逆臣の汚名を負ったまま散華した。おかげで原田家の男子は全員死罪。家名も断絶。家族大迷惑。でもどうにか藩と樅ノ木は残りましたとさ。めでたしめでたし。

原田甲斐の最期が格好よかったよ。でもこんな人が自分の家族にいたら困るなんてもんじゃない。親のとばっちりで死罪とか勘弁なんだぜ。

■2013年01月26日 [書籍の類]
樅ノ木は残った (上)
  • 山本周五郎
  • 新潮文庫
  • 手持ち
俺満足度:★★★☆☆

大学同期と飲んできた。存分に酔っ払った結果、電車とかどうでもよくなって友達んとこ泊めてもらった。もしかして結婚後初の外泊記念日だったかも。

んで。大量に出土した山本周五郎を攻める前に手持ちのを終わらせる。まずはご存じ伊達騒動で樅ノ木が残る話。酒井老中と伊達兵部が伊達藩を潰して山分けしようとしてることに気がついた原田甲斐は韜晦するばかりで阻止する気があるんだかないんだか。国老になったけど政治なんかより山で動物ぶっ殺して生肉食いてぇ、と心ここに在らずな毎日を過ごしているところで上巻終了。

学生時代に読んだはずなんだけど、さっぱり覚えてなくて得した気分。続きが気になるぜ。

■2013年01月18日 [書籍の類]
はやぶさ新八御用旅 (3) 日光例幣使道の殺人
  • 平岩弓枝
  • 講談社文庫
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆

うーむ。通販の利益がジリジリと減少傾向。売上げは変わってないから純粋に利益が薄くなってるってことだ。困ったから飲む。

んで。日光例幣使の道中、人数が減ったり増えたり謎の死人が出たりしたから新八にオファーが来たの巻。結局、素行の悪い例幣使のお供への敵討ちと幕府に反感を持つ公卿が例幣使を邪魔する計画が別々に同時進行していたのが原因だったんだけど、全て終わった後に「実は……」の解決パターンだったので興醒め。途中、新八たちが山奥に置き去りにされた理由もよくわかんないし。御用旅シリーズは駄作。

本棚を確認したところ、これで手持ちの平岩弓枝は終わりっぽい。御用帳で締めてれば美しかったなぁ。

■2013年01月14日 [書籍の類]
はやぶさ新八御用旅 (2) 中仙道六十九次
  • 平岩弓枝
  • 講談社文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★☆☆☆

Nスペが神回! ダイオウイカ撮ったよスゲーよ大興奮だよ! NHKはこういう科学モノだけやってりゃいいんだ。それ以外の番組は全て要らんのだ。

んで。新八、まだ旅してるの巻。おウチに帰りたいのに京都所司代から捜査協力を頼まれちゃったから軽く御所役人の不正を暴いて、事件の被害者母子を護送がてら中仙道を通って江戸に帰ることにしたら事件の犯人から逆恨みされて道中が危なかった長編。どこに行ってもモテモテの新八は中仙道でもモテにモテた。女からも男からもモテた。もう面白さを通り越して引くわ。それと今回も最後がバタバタで今ひとつ。

新八を旅に出したのは、結果として失敗な雰囲気。明らかに手詰まり感。

■2013年01月09日 [書籍の類]
はやぶさ新八御用旅 (1) 東海道五十三次
  • 平岩弓枝
  • 講談社文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★★☆☆

去年の帳簿つけ終わり。年収300万円。さすが完全週休4日制ならではの低所得。でも食うに困るほど金がないわけでもなし、今年も頑張って働かない。

んで。新八、旅に出るの巻。お奉行のおつかいで京都に向かう道中、藤堂家のお姫様護衛という裏ミッションも同時にこなさなきゃいけない長編だった。小さいイベントが発生するたびに道連れキャラが増え、最終的には最初のほうに知り合った太物商の家族が護衛対象だったことが判明して無事コンプリート。ラストの種明かしがバタバタだったけど、まぁ面白かった。

藤堂家当主の高兌が18才の頃、当時10才だった従妹の鈴代に恋をしたというエピソードに感銘を受けた。高兌、お前とは話が合いそうだ。

■2013年01月07日 [書籍の類]
はやぶさ新八御用帳 (10) 幽霊屋敷の女
  • 平岩弓枝
  • 講談社文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★★☆☆

あけてました。おめでと。今年の抱負は特になし。いつも以上にダラダラとした年になればいいと思います。

んで。2013年一発目は新八の続きからスタート。シリーズ最終巻みたいだから去年のラストで読み切ってればキリがよかったんだけど年をまたいでしまってちょっと悔しい。最終巻だからといって特別なことが起こるわけでもなく普段通りの展開で、これで終わりじゃ不完全燃焼だろう。

そんなことを思いつつ本棚の前で次に読む本を探していたら「御用旅」という続編が出てきた。ふむ、謎は全て解けた。完結してなかった。

■2012年12月28日 [書籍の類]
はやぶさ新八御用帳 (9) 王子稲荷の女
  • 平岩弓枝
  • 講談社文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★★☆☆

仕事納め。もう通販はダメだ。同業者の参入が多すぎて過当競争が激化の一途。みんなで利益削ってご苦労なこった。なんか馬鹿らしくなってきたから、来年は妻にパートの仕事をもっと頑張ってもらうことにする。

んで。普通に読めるので助かる新八も9巻まで来た。今回はなにがあったっけな。「寒紅梅」で落合清四郎のお姉ちゃんが賊2人を斬り伏せた末に死んだあたりか。話そのものは大したことなかったけど、なかなか壮絶だった。

息子の恋人を手込めにした「夕顔観音堂」の松平主計の鬼畜っぷりも素敵だった。監禁して弄んだ挙げ句、さらに娘の体に口止めをしたらしいぞ。いいね!

■2012年12月24日 [書籍の類]
はやぶさ新八御用帳 (8) 春怨 根津権現
  • 平岩弓枝
  • 講談社文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★★☆☆

マクドナルド、先日のメニュー廃止に続いて今度は60秒サービスときた。俺にはサービス品質低下でますます堕ちていく未来しか見えないけど、原田泳幸にはなにが見えてるんだろう。マックも原田も嫌いだからこういうの大歓迎だけども。もうすぐJollibeeの時代が来るぜ?

んで。まだまだ普通に楽しく読めちゃってる新八。素行不良の三十男が金の力で武家の婿養子に入ることになり、娘(14才)との祝言の前にその母親の未亡人(30才)を手込めにして親子丼完成までもう少しのところで成敗された「春怨 根津権現」が背徳感高く好感触。

15才の子供子供した娘が凌辱の末に絞殺された「老武士」では、凌辱の具体的な内容が気になるところ。そこがわからないと評価とかできないよねー。

■2012年12月19日 [書籍の類]
はやぶさ新八御用帳 (7) 寒椿の寺
  • 平岩弓枝
  • 講談社文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★★☆☆

下朝鮮が今回の選挙結果を嫌がってるので、日本国民の選択は正しかったと証明された。ようやくあの法則から解放される時が来たのだね。短い春だったな売国奴ども。民主党壊滅∩( ・ω・)∩ばんじゃーい

んで。相変わらず爆発力はないものの、ほとんど飽きも来ないで安定して読めちゃうんだからレベルは高い。さすが平岩弓枝。事件で死人が出ない「桜草売りの女」と「青山百人町の傘」がしっとりしてて好評価。

それとアレだ。年端もいかねえ生娘に到底口じゃ申せないことをしていた木島屋の隠居。具体的にどんなことをしていたのか申してほしかった。そこが一番大事だからね。