- 山本周五郎
- 新潮文庫
- 貰い物
入院せずにフィリピンから帰ってホッとしたのも束の間、PCのディスプレイが1枚壊れてた。電源入らん。泣く泣くBenQの安物を買ったよ。お金ないのに。
んで。引き続き山本周五郎、今回は戦時中の作品多めな短編集。この時代に書かれた話は“自己より忠義”、“忠義のために死すべし”という説教臭さが強すぎて閉口気味。周五郎は自ら「一編の戦争協力小説も書いたことがない」と断言していたらしいけど、本当にそうかぁ?? 本人の意識はどうあれ、どう見ても協力してるぜ? 当時、戦争協力は国民の義務だったんだから妙な自己暗示かけなくていいのに。
あ、あれか。他の作家と違う俺カッコイイ?
- 山本周五郎
- 新潮文庫
- 貰い物
今年もこの時期がやってきた。いよいよ明日、フィリピン修行の旅に出発ー。最大の難所は、毎回確実に体調を崩す実家滞在。これをどう乗り切るかにかかってる。もう入院はしたくない。
んで。引き続き山本周五郎、今回も全部時代モノの短編集。つまらない現代モノが出てこない点は嬉しいんだけど、そろそろ周五郎の得意パターンが見えるようになっちゃって評価低め。ハズレはないんだけど当たりもない。これまで評価安定だったこっけいモノに類する話も2本あったけど、今ひとつ爆発力不足の感が否めない。
とは言え、それでもある程度は楽しめるのは、さすが周五郎の時代モノなんだけどさ。
- 山本周五郎
- 新潮文庫
- 貰い物
今年の趣味の家庭菜園はナス2本とトマト1本。さっき植えた。あとは秋までほぼ完全な放置プレーが続くので、手前らの甲斐性で生きろ苗。
んで。引き続き山本周五郎、今回のは“男と女”が共通テーマの短編集。「貧窮問答」の不思議な雰囲気が楽しめたくらいで、他のはなんてことない話ばっかりだった。岡場所とか武家の奥方とかいう年齢層なんて、ぶっちゃけどうでもいいわけよ。ロリっ娘なら食いつき気味で読むんだが。
周五郎は天才的な作家なんだけど、ロリっ娘の重要性をわかってない。大切なのはロリっ娘なんだよ。
- 山本周五郎
- 新潮文庫
- 貰い物
NHK木曜時代劇は俺が楽しみにしている数少ないTV番組の1つなんだが、今回の「猿飛三世」は人糞すぎる。大阪放送局が原作なしで制作? 公共の電波に乗せるレベルじゃねぇぞ。真面目にやれよNHK。
んで。引き続き山本周五郎、今回のは普通に時代モノの短編集で玉石混淆で読めたり読めなかったり落差激しい。読めた筆頭は超多忙な主人公のこっけいモノ「主計は忙しい」。文章まで忙しくて引き込まれた。逆に全くダメだったのは表題作。最晩年の作品らしいんだけど、なんかもう、こんなの、書かないほうがよかったんじゃないかなぁ。
作家って晩年になると面白いものを書けなくなるのがお決まりのパターンだけどさ。悲しいことに周五郎も例外じゃなかった。
- 山本周五郎
- 新潮文庫
- 貰い物
我らが航空自衛隊全面協力のドラマ「空飛ぶ広報室」が熱い! ガッキーが思ったより可愛くなかったり爬虫類みたいな男がややキモだったりするけど、これは観なきゃ。
んで。引き続き山本周五郎、今回は長めの短編4本収録。全て時代モノだったのはいいんだけど、問題は中身だわな。女主人公のお武家モノ「花筵」はそこそこ読めたけど、他の3本がどうにも中途半端。テーマ設定を欲張りすぎて軸ブレ感あり。周五郎苦心の実験作だったらしい「ちくしょう谷」は、もっとシンプルな異世界訪問譚で書けばファンタジーとして面白く出来たと思うんだよなぁ。設定自体は嫌いじゃないだけにもったいない。
今回はダメだったけど、まだまだ周五郎が続く予定だから次に期待するよ。
- 山本周五郎
- 新潮文庫
- 貰い物
津波対策の救命艇型シェルターが格好いい。ウチの庭にも小さいヤツを用意しておくべきか悩む俺、埼玉県民。
んで。引き続き山本周五郎、今回は珍しいことに江戸時代オンリー短編集。つまらない平安朝モノもクソみたいな現代モノもない江戸オンリー。毎回こうであれ。一番のお気に入りは当然こっけいモノの「真説吝嗇記」。タイトルからして素晴らしい。中身も文句なし。それ以外の話もレベル高めで、まるで傑作選。戦前~戦中の作品は世相を反映してか戦陣訓的な硬さを感じなくもないけど十分面白いからヨシ。
うーむ。時代モノの頂点は山本周五郎かも知れん。
- 山本周五郎
- 新潮文庫
浦学がやってくれた。史上2回目、俺の人生では初の埼玉県勢甲子園優勝! さいたまさいたまー! この勢いで夏の初優勝……は無理だな。悲しいけど埼玉だもんな。
んで。引き続き山本周五郎、今回もまたとりとめのない短編集。俺はこっけいモノが好物だから「女は同じ物語」と「ひとごろし」は楽しく読めたわけだけど、それ以外がなぁ。どうも面白くなくてなぁ。周五郎に飽きてきたことを考慮しても、なお平均点の低さを否定できない一冊だった。
まだ手持ちの周五郎が大量に残ってるのに、ここで飽きちゃってたら話にならんぞ。気合い入れて面白い話を書け周五郎(故人)。
- 山本周五郎
- 新潮文庫
- 貰い物
アサリたっぷりのスパゲティを作った。ボンゴレ的な。ボンゴレ初体験の妻は美味い美味いと言いつつ、おもむろにボンゴレをおかずに白飯を……それは俺には無理だ。
んで。再び山本周五郎、今回もとりとめのない短編集。出色だったのは「おしゃべり物語」。こっけいモノ好きな俺にはバッチリで、痛快なラストもスッキリよ。それ以外の江戸時代モノはちょっと小粒でこれというのはなかったけど、比較的安定のクオリティ。対して平安朝モノ「大納言狐」のつまらないこと。さらに現代モノ「陽気な客」に関しては才能の欠片すらない。
江戸時代以外は全く魅力がないので、別に分けておいてくれないかね。
- 富塚清
- 三樹書房
- 借り物
ベルセルク37巻もうすぐクルー! 待ってた。1年半も待ってたよ。忘れないうちに予約予約っと。さて、また1巻から復習しておくか。
んで。周五郎の途中ですがルール違反の平行読みで久々の単行本。職場の本屋に転がってたのを勝手に借りてきたヤツだ。航研機って長距離記録のアレなんだけど、これが読んでも読んでも出てこない。前置きが長すぎて、航研機じゃなく航研の本になってる。ただ、軍用機じゃないからそもそも興味なかったのが功を奏して、まぁこんなもんかという感じ。三樹書房だしな。
職場の棚にコッソリと戻しておくことにしよう。
- 山本周五郎
- 新潮文庫
- 貰い物
所沢駅に東急の車輌が入ってくるようになってなんか気持ち悪い。油断してると横浜まで連れてかれちゃうから居眠りにも緊張感ですよ。もう相互乗り入れ止めれ。
んで。引き続き山本周五郎、今回はジャンルいろいろ短編集。悲しい話は好きじゃないから、ほのぼのした「あだこ」が好評価。働き者で津軽弁の美少女なんてやり方が汚い。俺好みすぎる。次点には家族モノの「かあちゃん」を推そう。江戸時代モノが比較的安定なのに比べて、その他の時代はイマイチな。平安モノの「もののけ」、絶筆になった現代モノの表題作ともに面白くもなんともなし。落差激しい。
周五郎は江戸時代だけ書いてくれればヨシ。