- 高城肇
- 中公文庫
- 古本
今年2度目のニート生活に突入。時間があり余ってるのでリドメ自動巡回スクリプトを大改造してみた。今度はWSHでVBSだ。初めて使ってみたが、WSHって面白いな。もう少しいじってみよっと。
んで。五十六の流れを切れず。五十六墜死時、護衛についてた戦闘機の搭乗員の話。実話と思って読んだのに、冒頭からいきなり戦死した人の心理描写よ。郷里の風景とか名も知らぬ少女の顔だとか、んなもんどこで調べたんだよと。6人のパイロットのうち柳谷氏のみは戦後も健在、杉田庄一は撃墜王として有名だから話も残ってるだろうけど、他は戦死してるんだよ。それを「ひとりの少女の顔が微笑みかけてくるのであった」だなんて恥ずかしくて読んでらんない。
調べ始めちゃったけど思ったほど資料を集められなくて妄想で補完したというところか。こういうの嫌い。
- 日経サイエンス
- 月刊誌
読書の途中だけど雑誌。
んなわけで『日経サイエンス』。ページを開くことに恐怖すら感じる。トップ記事は「宇宙最初の100万分の1秒」ではビッグバン直後のクォークスープが再現されたので興味深かったけど意味わからん。量子色力学の漸近的自由性だなんてバカ言っちゃいけねぇよ。これ読んで“うはーマジかよ”とか言ってる人がいるのかと思うと世界の広さを感じる。そんな俺でも楽しめたのは「計算尺を知っていますか」だ。『アポロ13』で見て以来、憧れてたんだよね。対数を使って乗除算をするものなのか。なるほど対数……うん、深くは追求しないけどね。
ググってみたら計算尺推進委員会というサイトを発見して、ちょっと1本ほしくなってきた。使う機会は絶対にないと思うけど。

もっと具体的に言ってくれ
- 畑健二郎
- 小学館
んあっ!! バッバカ!! そ!! そんなに強くしたら…!!
(13才のお嬢さまがいろいろ敏感であろうと想像される部分をなんか強くされながら。)
13才に「んあっ!!」とか言わせちゃってるわけですよ「んあっ!!」と。ロリっ娘お嬢さまに「んあっ!!」と。後ろから強くすると「んあっ!!」ってコレもう少し強くするとどうなりまスか?
だってお嬢さまに……お金持ちで…ロリ体型を……後ろから…んあっ……ロ、ロリっ娘大好きだぁぁぁ! ああぁ、ナギタソ…ナギタソ……喘ぎロリうっ(;´Д`)ハァハァ
- 阿川弘之
- 新潮文庫
- 古本
昨夜は体調不良で超絶早寝をしてしまい、起きたらオーストラリア負けてた。スッカリ忘れてた。負けちゃったか。これで今回のW杯は閉幕だ。
んで。五十六がダメなのか阿川がダメなのか、たぶん両方ダメなんだけど、話に引き込まれることは一度もなく、ただただつまらなかった。苦労して読んだ結果、五十六が博打好きだったこと、家庭を顧みず愛人に入れあげてたこと、そして凡将だったことがわかった。特に真珠湾攻撃ヒドス。ハワイなんて攻めたら短期決戦で終わるわけないよなぁ。あそこは漸減作戦を基本として艦隊決戦に持ち込み全力の機動部隊を一気に投入、即停戦しかなかったのに。
好き勝手やって最後は自殺だし、五十六使えねぇー。阿川はもっと使えねぇー。
- イカロス出版
- 月刊誌
読書の途中だけど雑誌。
んなわけで今月も買った。特集1「日本の軍用機」は国内の軍用機の配備状況。基地ウォッチャーじゃないから興味ナシ。特集2「航空偵察」は百里のRFと陸自のOH-1で目新しいネタはナシ。この雑誌の特集は文章に価値を見出せない。写真だけでいいよ。ご贔屓の連載は「日本の大戦機」が零観、零水偵、紫雲、瑞雲、零式小型水上機の水偵シリーズで楽しかったけど機種大杉。零観あたりはピンで扱ってほしかった。
創刊号から続いてる漫画「歴史をつくった航空人列伝」は昭和のかほり漂う絵がツラい。滝沢聖峰だったら嬉しいのに。
- 阿川弘之
- 新潮文庫
- 古本
コスプレ大会のついでに小松基地を見学してきた。短時間だったけど救難隊にも行けて感激。獅子頭だかシーサーだかの部隊マークが『よみがえる空』と同じだったよ! お土産はご当地銘菓。
んで。阿川弘之の代表作。小松で遊んでたせいもあるが1冊読むのに10日間もかかった。上巻は五十六の若い頃、と言っても佐官以降だからさほど若くないんだけど、とりあえずそういう盛り上がらない時代の話。ロンドン軍縮会議のことを書いたかと思えば博打の話になったり愛人の話になったりして、構成ゴチャゴチャ軸ブレすぎ。もっと読める作家かと思ってたが、志賀直哉の弟子だけのことはある。
この調子だと下巻も期待できそうにない。早いとこ前線視察に行ってくれ。

- 防衛弘済会
- 月刊誌
読書の途中だけど雑誌。
んなわけでW杯初戦オーストラリア完勝の余韻で気分よく読んだ『セキュリタリアン』は感動的につまらなかった。また「防衛庁の組織改編」か。おまけに中身はインタビュー4人分のみ。インタビューされたほうはいい記念になるんだろうけど、読者を舐めてるとしか思えない。海自練習艦隊を取り上げた「自衛隊ルポ」とか「東へ西へ」の野外炊具、「TOPICS 大型供試機輸送大作戦」の取材などは力が入ってたんだから、特集さえなければ満足度は決して低くないはずだ。全ての問題は特集にある。
今回みたいなのが続くようなら定期購読の延長はないな。
- 石渡幸二
- 中公文庫
- 古本
日本戦が明日に迫った。“オーストラリアには楽勝”みたいな空気を感じるが、Socceroosをナメるなよ。ま、こちらとしては初戦の相手がF組で唯一確実に勝てる日本なので嬉しいわけだが。
んで。流れのまま軍艦物。なんの根拠もなく帝国海軍の艦の本だと思い込んでたんだけど、開けてみたら外国のフネも混ざってた。よく見たら表紙からして外国の艦だった。取り上げられていたのは帝国海軍の隼鷹、金剛、瑞鶴、伊19、利根、吹雪を筆頭に全24隻。艦ごとのページ数が少ない分ポイントが明瞭で、外国艦も含めてけっこう面白かった。さすが『世艦』を創刊した人だけのことはある。
表紙の英戦艦デューク・オブ・ヨークの艦橋形状がいい具合に思えたのでよく見てみたら、案外そうでもなかった。スタイルは日本の艦に限るなぁ。
- 御田重宝
- 講談社文庫
- 古本
リードメールというものを始めてみた。普通にやっても面白くないから広告を勝手に表示する簡単なスクリプトを書いてみた。PerlでHTML生成してJavaScript実行するやつ。楽しいな。
んで。大和物。大仰なタイトルだけど話は船殻と主砲に限定されてた。主砲身の製造法が興味深かったけど、いかんせん説明が異常に下手でなにを言いたいのかわからない。ところどころで出てくる著者の意見はえらく的外れだし、読んでてイライラする一冊だった。
目の付け所は決して悪くなかったと思うけど、この文章力じゃどうにもならないなぁ。
- 平岩弓枝
- 文春文庫
- 借り物
毎月第1日曜は帳簿の日なので出入金を確認したり領収書を整理したり。毎月やっておけば確定申告時期に苦しい思いをしなくて済むのだ。むしろ帳簿大好きなので毎日でもやりたい。
んで。『かわせみ』は苦しい時のためにキープしておくべきなんだけど読んじゃった。あらすじ。事件が起こって東吾が解決した。今回の注目話は満場一致で「嫁入り舟」に決まり。また異母兄妹の話。麻太郎(隠し子)が神林家を継いでからというもの、イクナイ関係の兄妹に関わった東吾が自分の隠し子と娘の将来を心配しがちな傾向にあるのでよい。
俺としても血のつながった兄妹のこれからが非常に心配なので今後も兄妹ネタを可能な限り多用していただけますようお願い申し上げます。








