2003年08月23日 の日記
■2003年08月23日 [書籍の類]
幻色江戸ごよみ
- 宮部みゆき
- 新潮文庫
- 借り物
俺満足度:★★★☆☆
宮部も順調に読んでいる。相変わらず時代物のみ。
んで。今回は江戸にオバケが出たよ。でも怖い話じゃないから安心。どの回も短めで少々あっさりすぎな嫌いがあったけど、話も文章も上手いから安心して読めた。
なんか1話目の「鬼子母火」とそっくりな話をどこかで見た記憶があるんだよね。でもこの本は初めて読むし細かい部分は記憶と違うし……パクリ? と、かなり長時間悩み抜いた結果、去年NHKの『茂七の事件簿』で観たという結論に達してスッキリした。
■2003年08月23日 [書籍の類]
御宿かわせみ
(7)
酸漿は殺しの口笛
- 平岩弓枝
- 文春文庫
- 借り物
俺満足度:★★★☆☆
御茶電コアメンバー(バカップルx2組+マニュアルx1冊)は慰安旅行らしい。その影響で本日は俺が店番。子供に読ませてはいけない本を売る店の。
んで。基本的に店番は読書が仕事だから『かわせみ』を読み終わり。タイプライターの音があったらルッパ~ンみたいなサブタイトルの第7巻だけど、普通に時代物だった。ちなみに「酸漿」は“ホオズキ”と読む。なんか前の巻とは文章の雰囲気が少し違う気がしたよ。気がしただけかもしれないけど。
今回逃がした下手人がそのうちリベンジしに戻ってくるようなことが書いてあった。そんな長期的な伏線張って大丈夫なのかちょっと心配。