2004年02月23日 の日記
■2004年02月23日 [書籍の類]
谷中・首ふり坂
  • 池波正太郎
  • 新潮文庫
  • 手持ち
俺満足度:★★☆☆☆

いつまでも楽しんでばかりではいられないので池波処分シリーズ再開。

んで。ラッキーなことに読める短編集だった。文章力のなさはいつも通りだし、ラストはぶつ切りだし、服部小平次が主役の「舞台うらの男」なんかはただのコピペだったけど、まぁ許せるレベルではあった。

昭和30年代半ば~40年代半ばにかけての短編は比較的読めるものが多い気がする。この頃の池波は多少なりともちゃんと書こうとしてたのかもなぁ。下手な鉄砲を数撃った結果という可能性も否定できないが。