2007年09月21日 の日記
■2007年09月21日 [書籍の類]
爆発JAL123便
航空機事故、複雑怪奇なり
- 加藤寛一郎
- だいわ文庫
- 古本
俺満足度:★☆☆☆☆
今日はアレルギー性鼻炎がひどい。鯖構築の期日が迫っているのに全然やる気が出ない。いやいや、サボってるわけじゃない。全て花粉が悪いのだ。
んで。航空機事故例集。123便が「爆発」だなんて、どんな新説かと期待したんだけど、そこは加藤寛一郎。今さら事故調報告を全面支持で、つまり爆発なんてしてなかった。123便以外の事故例も原因が疲労破壊やタービン破断だったりで、一体どのへんが爆発事故なんだか。事故原因に統一感ナシ、それぞれを関連づける話もナシ、新事実も独自視点もナシ。絶望的にテーマ不在。
123便とUA232便(スーシティ)の“最大の”違いは与圧の有無だ、などという珍説が飛び出したりするあたりは、悪い意味で面白かったかも。
■2007年09月21日 [書籍の類]
隠された証言
日航123便墜落事故
- 藤田日出男
- 新潮文庫
- 古本
俺満足度:★★★☆☆
油断してたらLinux鯖のシステム再構築という案件の期日が目前に。あああ、データをバックアップしなきゃ。運用ポリシーとパーミッション設定を考えなきゃ。どどどどうしよう。
んで。飛行機物の流れを作るべく久々にJAL123便。事故調の報告は、まず圧力隔壁破断による垂直尾翼の破壊ありきのウソだらけな代物なので再調査キボンヌという話。具体的な反証にはかなり説得力あった。だいたいボーイングが修理ミスを認めちゃった時点であり得ないもんなぁ。アメリカ人が自らの過失を認めるだなんて、あからさまに怪しい。怪しすぎる。しかし全ては闇の中なので残念。
序盤で軽く触れられてた事故直後の自衛隊の不自然な動きについて、もう少し詳しく読みたかったよ。