読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2003年09月08日 [書籍の類]
火の国の城 (上)
- [著] 池波正太郎
- [刊] 文春文庫
- [入手経路] 手持ち
- 俺満足度:☆☆☆☆☆
だんだんイライラしてきた池波処分シリーズ。今回も忍者物。憂鬱。
んで。なんと丹波大介が再登場。前作は新潮文庫で今回は文春文庫。さすが名キャラ、奪い合いだ。もちろん嫌味だが。あらすじはと言うと、関ヶ原で真田忍びとして頑張った大介クンは負けたので隠れた。京都に遊びに行ったらなぜか加藤清正のために働くことに。家康の大阪攻めを阻止するのだ。というホントにどうでもいいストーリー。老齢の於蝶に助っ人を頼んだりして使い回しキャラ大奮闘。
そんなこんなで上巻は全く盛り上がらないまま終了。もうなんでもいいから一刻も早く読み終わりたい。早く捨てたい。そんな感じの良質な作品。