読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2004年07月25日 [書籍の類]
義経 (下)
- [著] 司馬遼太郎
- [刊] 文春文庫
- [入手経路] 借り物
- 俺満足度:☆☆☆☆☆
久々のアウトドア仕事で身体ボロボロ。日焼けで首と腕が壮絶に痛い。壮絶にダルい。そんなこんなで今日は16時間も寝た。体調悪いと眠れるなぁ。
んで。序盤は一ノ谷~壇ノ浦の合戦で、平家の弱さと義経の強さが不自然だったけどそれなりに読めた。しかし合戦が終わると急激にトーンダウン。義経が京から逃げ出して終了。討たれるところまでやってこその義経だろう思うのだが司馬遼には常識など通用しないようだ。一番の問題は、義経を書きたくて書いたと思えないこと。義経その他のキャラに対する悪意すら感じる。
司馬遼の大好きな誇大表現を借りれば、司馬遼のつまらなさこそ「空前絶後」だな。