読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2005年06月17日 [書籍の類]
化粧品のブランド史
- [著] 水尾順一
- [刊] 中公新書
- [入手経路] 貰い物
- 俺満足度:☆☆☆☆☆
唐突に仕事再開したばかりなのに、本日は別件でさらに唐突な群馬出張。武蔵野線と埼京線と上越新幹線と両毛線に乗っちゃった。ショッキングなド田舎だったが、うどんは美味かった。部長ゴチ。
んで。片道2時間以上かかった通勤中に、弟による資源ゴミの強敵を撃破。内容の大半は国内化粧品ブランドの流れについてで全然面白くなかった。最終的に「著者が当初掲げた仮説『化粧品産業が日本の経済発展に貢献し、国家を興隆させる』がここに検証された」という結論に辿りついていたが、経済全体の数値も出さず、他産業との比較もせずになにを検証したつもりになったんだか。単純に経済発展への貢献があったことを言いたいのなら、それが産業である限り自明だから検証など不要だ。
化粧品にも経済学にも興味などないが、それでもこの本がお粗末なことはわかった。