読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2005年06月30日 [書籍の類]

駅路 傑作短編集 (6)

  • [著] 松本清張
  • [刊] 新潮文庫
  • [入手経路] 貰い物
  • 俺満足度:☆☆☆☆

僕は今、群馬に来ています。マジ意味わかんねぇ! 0900前橋出頭ってなんだよ。昨日今日と新幹線長距離通勤で0600に家を出てるので死にそう。死ぬな俺。

んで。有り余る通勤時間で清張を読み終わり。傑作短編集とあるが、むしろ駄作集だった。ありきたりな古典的推理小説という感じ。バーのマダムとキャバレーの女給に時代を感じる。戦前か? そんな中「万葉翡翠」と「陸行水行」は毛色が違ってそこそこ。それぞれ万葉集と邪馬台国をネタに考古学。古文書の解読は面白そうだと騙されそうになった。でも、こういう話でも無理矢理事件を起こすから安っぽいんだよな。

群馬通勤は片道2~3時間かかるからスゴいペースで読書が進む。ちょっと嬉しい。でも遠すぎ。やっぱ悲しい。ツラい。