読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2005年07月01日 [書籍の類]
眼の気流
- [著] 松本清張
- [刊] 新潮文庫
- [入手経路] 貰い物
- 俺満足度:★☆☆☆☆
僕は今、群馬に来ています。だから意味わかんねぇっつってんだバカ! 乗り換えだらけだから実際の乗車時間は一番長い新幹線でも約30分。起きたら長野という可能性があるから寝てもいられない。移動時間も金取るぞ。
んで。仕事帰りの新幹線でビールをがぶ飲みしながら清張。これは新しい版で字が大きかった。評価できる点はそれくらいか。比較的長めの短編が5本で読み応えがあるかと思いきや全然。事件が起こればくだらない。起こらなくてもくだらない。微妙に読めたのは「影」くらい。元ゴーストライターの回想録で、時代小説を代作するために作家の癖を盗むくだりがなかなかだった。
俺も池波マシーン(※)を作らなきゃ、と少しやる気をもらった。
※ウィザード形式で簡単に池波小説が書ける機械