読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2005年10月24日 [書籍の類]

旬の魚はなぜうまい

  • [著] 岩井保
  • [刊] 岩波新書
  • [入手経路] 借り物
  • 俺満足度:☆☆☆☆

もう月曜日だ。ビールを飲んだこと以外、週末の記憶がない。外に出た気配もなし。本を読んだ形跡もなし。虚無だ。

んで。また家に転がってた新書。魚の味に関する話かと思ったら全然違った。騙された。魚種や時期、環境などにより筋繊維の質や太さ、脂質や水分の割合が異なるのはわかった。しかしそれがどう味につながっているのかにはほとんど触れず。つまり旬の魚がなぜうまいか全く不明。生物学、生態学的な話や、昔の書物に出てくる魚についても触れたりしてそれなりに興味深かったんだけど、タイトルで損してるなぁ。

人名に必ず敬称“さん”がついてたけど「アリストテレスさん」「紀貫之さん」「徳川家康さん」というのは馬鹿にしてるみたいで逆効果だと思う。