読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2017年09月04日 [書籍の類]
炎立つ (参) 空への炎
- [著] 高橋克彦
- [刊] 講談社文庫
- [入手経路] 手持ち
- 俺満足度:★★★★★
ふるさと納税は必要なものをもらうべし、という真理に辿り着いた。日々の生活で絶対に欠かせないものの筆頭といえば、焼酎と決まっている。鹿児島県垂水市がいいか日置市がいいか悩む。
んで。蝦夷の聖典、第3巻は前九年の役クライマックス。安倍からしたら源頼義ごとき鎧袖一触だったはずのさ。それが清原武則と金為行のせいでむざむざと……思い返すだに腹立たしい。終わりが近づくにつれて、ここまでの物語を支えたキャラが一人また一人と旅立って、もう号泣ものですよ。特に荒川平祐の最期は、涙で視界が滲んでまともに読めねぇ。蝦夷はただ平和に暮らしたかっただけなのに、朝廷許すまじ。
こうして安倍氏は滅んだが、清丸という希望はかろうじて残った。まだだ、まだ終わらんよ。