読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2017年09月12日 [書籍の類]
炎立つ (四) 冥き稲妻
- [著] 高橋克彦
- [刊] 講談社文庫
- [入手経路] 手持ち
- 俺満足度:★★★★★
2年ぶりのフィリピン里帰りを計画する時期が来た。さて、チケットを予約しよう。と思ったら、そういえば全員のパスポート番号が必要だった。ムスッコのパスポートを作ってこなきゃ。
んで。蝦夷の聖典、第4巻は奥州藤原氏爆誕。前九年の役の後、清原氏の養子にされて清原清衡なんていう名付けた親の顔が見たいレベルの珍名になってしまって生き恥をさらす清衡。たぶんこの名前がよっぽど嫌だったんだろう、後三年の役を起こした。その気持ち、わかる。そしてついに奥六郡を手に入れたぞ。ついでに名前を藤原姓に戻したのは当然だ。でもこの巻の真の主役は義家。八幡太郎かっこよす。
この勢いのまま奥州藤原氏と東国武士が手を組んで朝廷を滅ぼすんですね、わかります。