読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2017年09月22日 [書籍の類]

炎立つ (伍) 光彩楽土

  • [著] 高橋克彦
  • [刊] 講談社文庫
  • [入手経路] 手持ち
  • 俺満足度:★★★★★

ムスッコのパスポートが無事に発効されたので里帰りのチケット取ったー。去年のクリスマスに就航したバニラエアのセブ直行便で、親子3人往復6万円。PALの1人分より安い。LCC万歳。

んで。蝦夷の聖典はついに最終巻。秀衡が義経を受け入れて、そして全てが終わった。100年続いた黄金楽土が、いとも簡単に終わっちゃったんだよ。こんな結果を認めたくはないけど、奥州藤原氏が3代ではなく4代だったことと、全ては陸奥に暮らす民のためという最期を描き切ってくれた高橋克彦には尊敬の念を抱くばかり。何度読んでも泣く。でもこれだけは言っておく。平泉は滅びぬ。何度でも甦るさ。

昔、奥州史跡巡り旅の時に見た「平泉」の文字が入った学校ジャージが羨ましかった。移住してぇ。