書籍の類 読むの飽きてきた
■2005年01月23日 [書籍の類]
沈まぬ太陽 (5) 会長室篇・下
  • 山崎豊子
  • 新潮文庫
  • 借り物
俺満足度:☆☆☆☆

せっかくの週末なのに個人で受けてるWebのお仕事で丸1日潰れた。身体は休まらないしストレスは溜まるし読書も進まない。いっそ殺せ!

んで。結局なにも解決しなかった。とても中途半端。だいたい主人公がアカだから共感などできるわけないし、かといって日航も昔から大嫌いだし、もう誰がどうなろうと知ったこっちゃない。それにしても取材拒否してアカの言うがままに書かれちゃった日航のダメさ加減には驚くばかり。それでいいのか日本航空。

ま、日航なんてニューギニア航空あたりと2択にでもならない限り乗らないからどうでもいいけどさ。やっぱ全日空だよな。

■2005年01月21日 [書籍の類]
沈まぬ太陽 (4) 会長室篇・上
  • 山崎豊子
  • 新潮文庫
  • 借り物
俺満足度:☆☆☆☆

金曜日。なんと素晴らしい響き。土日の次にラブ。今週は仕事でずっとLinux触ってて疲れた。わからんことばっかりだが、勉強にはなってるな。最近ちょっとSEっぽい。

んで。俺の中では御巣鷹山編で既に完結を迎えた『沈まぬ太陽』の第4巻を読了。鐘紡から新しい会長が来た。民営化に向けて国民航空の経営を立て直す予定だったんだけど、腐りすぎてて無理っぽい。恩地(アカ)は会長室に抜擢されて騒ぎを大きくしてた。

白い巨塔』と同様、この話でも登場人物がみんな極端。善人はどこまでも善人、悪人は果てしなく悪人で普通の人がいない。なんとも壮絶な会社だな国民航空。

■2005年01月19日 [書籍の類]
沈まぬ太陽 (3) 御巣鷹山篇
  • 山崎豊子
  • 新潮文庫
  • 借り物
俺満足度:★★★★

この世で一番仕事が嫌い。そんな俺が心のバランスを辛うじて保っていられるのは昼休みのおかげ。飯食ってる時間なんてないぜ。ドトールでひたすら読書だ。

んで。123便が墜ちた。これまでの登場人物はモデルがいるとはいえフィクションだったけど、123便の被害者&遺族には実名の方がいる。河口さんの「パパは本当に残念だ」の遺書なんか涙で滲んで読めません。赤色サラリーマン左遷物語と半官半民癒着物語に終始してる『沈まぬ太陽』だけど、この巻は単独で読めた。むしろこの巻以外は要らない。俺の中で物語は完結を迎えた。

そういえば今日、A380のお披露目があったね。最大800席超だそうだ。エアバスだけに123便を超える日も遠くない?

■2005年01月17日 [書籍の類]
沈まぬ太陽 (2) アフリカ篇・下
  • 山崎豊子
  • 新潮文庫
  • 借り物
俺満足度:★★☆☆☆

日記管理ツールに手を入れた。ちょっとした修正のつもりだったのに、久々のPerlが楽しすぎて読書時間が減った。せっかく週末だったのに。

んで。恩地(アカ)は相変わらず飛ばされまくってパキスタン発イラン経由アフリカ行ぶらり途中下車左遷の旅。国民航空の人事がいい仕事してた。アカは飛ばされて当然だよなぁ。だってアカだもん。もっと冷遇してもいいと思う。

そんなこんなしてたら、なぜか帰国指令が出たみたい。次巻はいよいよ御巣鷹山編か。期待してるんだけど、主人公がアカだからどうかなぁ。

■2005年01月15日 [書籍の類]
沈まぬ太陽 (1) アフリカ篇・上
  • 山崎豊子
  • 新潮文庫
  • 借り物
俺満足度:★★☆☆☆

週末はスパゲティ食ってネット見て読書。嗚呼、至福かな。週末が土日だけというのは人権侵害なので増やしてほしい。

んで。引き続き山崎豊子。会社に睨まれて僻地に飛ばされまくる男のサラリーマン人生を面白おかしく書いた感じ。第1巻では労組活動を張り切りすぎた主人公の恩地クンが中近東アフリカ懲罰人事の旅に出発。「アカのレッテルを貼られ」なんて、さも事実無根みたいな書き方してるけど、恩地のモデルになった小倉寛太郎ってバキバキの共産党支持者だったんだよな。間違いなくアカじゃん。この先どんなに冷遇されてもアカだから当然としか思えないよ。

それにしても驚くほどアカ贔屓の小説だ。山崎豊子ってアカか?

■2005年01月14日 [書籍の類]
白い巨塔 (5)
  • 山崎豊子
  • 新潮文庫
  • 借り物
俺満足度:★★★★★

ようやく金曜日。今週も死ぬほど疲れた。俺、早寝早起きに向いてないんだよな。熟睡できないし食欲減退してるし。このままじゃ死ぬ。

んで。スゲェ面白かった。続きが気になって昼飯も食わずに読んだ。今まで読んだ現代物の小説ではトップクラス。裁判の中身がドラマと違ったのは争点がその時代の医療水準に関係してるからしょうがないのか。小説だと抗がん剤を否定してたりするもんなぁ。ショッキングな時代だ。

一点集中で盛り上げたドラマ、イベント豊富だった原作、どっちも強烈に面白かった。これが両方合わされば最強だったのにな。と最後の最後で贅沢を言ってみるイヤな締め方。

■2005年01月13日 [書籍の類]
白い巨塔 (4)
  • 山崎豊子
  • 新潮文庫
  • 借り物
俺満足度:★★★★

胃癌とか転移とかいう話を読んでたら胃の調子が悪くなってきた。腹部膨満感あり食欲なし。たぶんマーゲン・クレプス。すぐにオペラチオンしてシャウカステン?

んで。ひときわ分厚い第4巻を撃墜。注目の控訴審が始まった。争点が絞られてるから一審よりも面白そう。そうそう、被控訴人の財前教授は裁判と学術会議選が重なって超多忙。この人はいつ仕事してるんだろうか。浪速大、洛北大、東都大が阪大、京大、東大のことだとすると旧帝大の医学部怖ぇー。

そういや今になって気がついたんだけど、この4~5巻って続編だったのね。するとオリジナル『白い巨塔』は財前が裁判に勝って里見が大学を去るところで完結だったのか。そりゃ厳しい。

■2005年01月11日 [書籍の類]
白い巨塔 (3)
  • 山崎豊子
  • 新潮文庫
  • 借り物
俺満足度:★★★★

ついに今週も平日が来てしまった。楽しかった3連休よサヨウナラ。早起きのストレスで死にそう。

んで。最大の見せ場、医療裁判に突入。面白すぎて仕事が手につかない。まったくもって関口弁護士が格好よかった。でも裁判は普通に負けた。それにしても主要キャラがどこまでも極端だ。財前は人格崩壊、里見は無駄に正義感強すぎ、柳原君は絵に描いたような優柔不断。もう感情移入できる余地がない。面白いからいいけど。

まだ2冊残ってるから、とりあえず今週は仕事のストレスを乗り切れそうな予感。早く続きを読ませてくれないと死ぬ。

■2005年01月10日 [書籍の類]
白い巨塔 (2)
  • 山崎豊子
  • 新潮文庫
  • 借り物
俺満足度:★★★★

祝日って素晴らしい。この嬉しさをどうするよ? 新成人どもに分けてやるか。愛しい従妹のミーコ、おめでとう! 残りは全員氏んでヨシ。

んで。面白すぎる。会話文では絶対に句点を使わなかったり台詞がやけに説明的だったりするけど面白い。なんか財前が教授になった。あとクランケの佐々木庸平が死にそう。そしてなにより1ドル360円だったのがショッキング。どんだけ円安ドル高だよプププ。

とにかく面白いので一気に第5巻まで読んじゃう気満々。ああ、読書を仕事にしてぇ。

■2005年01月09日 [書籍の類]
白い巨塔 (1)
  • 山崎豊子
  • 新潮文庫
  • 借り物
俺満足度:★★★★★

今年に入ってから平日は0630起床、0700出発、2200帰宅、2300就寝というサラリーマンみたいな生活なので週末の素晴らしさが理解できるようになった。毎日週末ならいいのに。

んで。唐沢くんのドラマが面白かった。でも第二部しか観なかったので原作を弟から借りてみた。そしたらいきなり面白い。社会派LOVERSめちゃメカ狂い。まずは財前の教授選からスタート。たかが教授の椅子のためにみんな本気だよプププ。あと時代を感じさせるネタが豊富。大学病院の新館が5階建てで総工費2億5千万円ってどんだけ安いんだよプププ。

まぁ、とにかくしばらくは楽しめそうなので安心。癒してくれ。