- 佐賀純一
- 新潮文庫
- 古本
3年前にHDDがぶっ飛んだdynabook SS SXの復活作戦発動。起動可能な純正CD-ROMドライブで新しいHDDにXPインスコ完了じゃい。PC底面のプロダクトキーでアクティベーションしたら……こいつ、動くぞ!
んで。著者(慶応出の医者)が戦争経験者の年寄りの患者に戦争の話を聞かせてくれ聞かせてくれとしつこく迫ったり迫らなかったりして聞き取った体験談。なにせ老人の言うことだからどこまで実際にあったことなのか全く信用は出来ないんだけど、まとめ方が上手い。耄碌してる年寄りの言うことを読みやすい文章にしてて感心した。年寄りなんて都合よく記憶を改ざんしてるに決まってるんだけど、それを考慮しても面白かった。
慶応医学部出身は文章力も違うってか。けっ。
- 田中正明
- 小学館文庫
- 古本
明けました。今年はもっと若い嫁がほしいです。今の妻がもう24才なので、今年は我が人生最大の目標である10代のオニャノコと結婚したいと思います!
んで。東京裁判(極東国際軍事裁判)に判事として参加したインド代表ラダ・ビノード・パールの答え。さすがインド人だけあって非常に理性的かつ理論的で、東京裁判が戦勝国によるただの復讐ショーであることがよくわかる。ただ、他の判事が出した判決も理解できちゃうんだよね。俺が戦勝国側にいたら腹いせに同じようなことするもん。悲しいけどこれ戦争なのよね。
とりあえず、A級戦犯の意味も知らず戦勝国でもないくせにニダニダ騒ぐトンスルは漏れなく死ね。そうすればララァも喜ぶ。
そんなこんなで生活が落ち着いたはずなのになぜか本を読む時間が減ってる気がするけどしょうがない。諦めて読んダラ日記の11年目を振り返ってみる。
・書籍:60冊
・漫画:『ベルセルク』が出た!
冊数は減ったけど引っ越し出土品もあらかた片付きようやく自分で買った本も読めるようになって光が見えた。
2014年こそダラリと読むことを誓う。んではまた来年。
- 阿川弘之
- 新潮文庫
- 借り物
2ヶ月前に申請した海外療養費が給付された。理論上の満額回答でニッコリ。制度の存在に気づかせてくれたローラパパに感謝することしきり。
んで。阿川の海軍提督三部作で唯一読んでなかった米内光政が職場に転がってたので借りてきた。敗戦の元凶“無能”山本五十六と、毒舌のくせに致命的な戦下手“3流”井上成美。なぜこんな小物2人と並べて三部作なんかにしたのか意味不明なくらい大物だった。米内光政は提督というより政治家だから立ち位置が全然違うし人間として立派だし、とにかく並べちゃ失礼だ。最後の海相として一億玉砕より国の未来を選んだ男。デカいぜ。
個人的には一億玉砕してたらもっと面白かったかなぁとは思うけど。
- 綱淵謙錠
- 新潮文庫
- 古本
特定秘密保護法案に反対してる人って、どんだけやましい人生を送っているの? 在日なの? 臭いの?
んで。名前だけは知ってる白瀬矗中尉の南極探検の話ということで期待したんだけど、引用がかなり多くて小説というより報告書。中でも参加隊員だった多田恵一の残した文書に寄るところが大きく、むしろ主人公はこの人。ぶっちゃけ途中で少し出てくるアムンゼンとスコットの話のほうが面白かった。だって白瀬中尉ってば南極よりも資金調達と船の確保に苦労してばっかりなんだもん。完全に著者の消化不足。
この話、どうせなら新田次郎か吉村昭に書いてほしかったな。
- 光岡明
- 講談社文庫
- 古本
右足の親指にひょう疽。痛い。超痛い。無理矢理カッターで切っても膿が出てこない。もっと深く切ればいいのか!? どちくしょー!
んで。海兵出の梶井中尉は連合艦隊勤務を夢見ながらも後方部隊の機雷敷設艦勤務でもう機雷なんて嫌いと思ってたけど戦後になって掃海艇で機雷掃除をしていたら機雷のプロとしての誇りが芽生えて嫌いだった機雷が嫌いじゃなくなった話。すごく淡々としてるんだけど、なんでか面白いぞ。戦後編をもう少し読みたかった。
直木賞にも中には良作があるんだな。完全に馬鹿にしてたスマン。
- 福井晴敏
- 講談社文庫
- 古本
今年は久々の当たり年だった庭の柿の木。小粒だけど、なにせ数が多い。富有だから甘さもバッチリよ。ウチではあまり人気がないからほとんど配っちゃうんだけど。
んで。そのうち東京直撃の大地震が来るとは思ってたけどまさか今日とはねー参ったねーという場合に備える避難マニュアルを兼ねたシミュ小説。本が薄い! 字がデカい! 中身も薄い! あっという間に読み終わった。いろいろと勉強になったが、とりあえず歩いて帰ればいいみたい。他はよくわかんなかった。
福井晴敏といえば『Op.ローズダスト』の中巻がブコフ100円棚で見つからない。上下巻だけ読むわけにもいかんし困る。
- 黒崎視音
- 徳間文庫
- 古本
噂の最強台風は進路が予想の最も北寄りだったおかげで、実家ではバナナの木と稲が多少倒れた程度の被害で済んだぜ。タクロバンは消滅したらしいけど実家が無事だったからどうでもいい。
んで。久々の黒崎視音は上朝鮮の特殊部隊が日本で大暴れして自衛隊が大変だった話。シミュ小説のように思わせておいて、実はただの冒険小説。誤植は多いし文章力イマイチだしリアル感なんてどこにもないストーリー。でもコイツの小説はそれでいいのだ。『六機の特殊』でもそうだったけど戦闘シーンのためだけに存在しているのだから。マンガみたいに楽しめた。
やっぱ警察より自衛隊だよな。自衛隊最高!
- 貴志祐介
- 角川ホラー文庫
- 古本
台風30号(Haiyan)の取材電話ラッシュ。NHKや読売新聞などマスコミ各社から続々と問い合わせが来てるけど俺も日本にいるんでな。わかるわけねぇ。とりあえず心当たりの現地連絡先を教えてあげる優しい俺。
んで。久しぶりに自分で買った本を読む。まずは科学ミステリーのコイツだ。アマゾンに行った探検隊が恐怖を快感に変換しちゃう寄生虫を持って帰ってきちゃって大変だった話。よく考えられてて面白かった。細かいうんちくもそれっぽい。ただし終盤、寄生虫が増殖した後で感染者の身体が大きく変化しちゃうのはやり過ぎだ。これで一気に現実離れして怖くなくなっちゃった。もったいない。
これからもしばらく自分で買った本を読むぞ。うむ、幸せだ!
- 松本清張
- 新潮文庫
- 貰い物
地震の次は台風だ。猛烈に強烈な台風30号(Haiyan)がボホール直撃コース。ちょうど稲刈りシーズンだから収穫が心配……なんていうレベルで済めば幸運で、下手すると家ごと飛ぶぞ。耐えろ実家。
んで。今回は職場で貰った松本清張の傑作短編集その5。1~4も6以降もないけど貰い物だから気にしない。どの話もそうなんだけど、時代背景、ストーリー展開ともに時代を感じるねぇ。つまらないというわけではなかったけど、動機とトリックがちょっと強引で今ひとつ釈然とせず。緊急避難の例でよく使われる「カルネアデスの板」は語感が格好いいから覚えておこう。
ふと本棚を見れば、貰い物があらかた片付いた。次からは久しぶりに自らの意思でゲットした本を読よもう。