- 平田純一
- 講談社ブルーバックス
- 貰い物
ずっと処分しようと思いつつ5年以上放置してきた19インチCRTがいよいよ邪魔だ。壊れてるくせに場所ばっかり取りやがって。捨てる。もう捨てる。絶対捨てる。
んで。トイレにまつわる話いろいろ。便器の歴史やら主要な構造、国による違い、使い方などなど、トイレについての理解がかなり深まった。いい勉強ができた。今まで行った国のトイレを思い出しながら読んだんだけど、やっぱトイレは日本に限る。温水洗浄最高!
ちなみにフィリピンの実家のトイレ(義父手作り木製便器)は和式と同じ形。この本によると金隠し付きしゃがみ便器は世界でもレアらしい。変なところで日比の共通点を見つけてしまった。
- 平岩弓枝
- 文春文庫
- 古本
そういえばフィリピンで入院したのさ。人生初入院。激しい頭痛発熱でデング熱かチフス熱かと焦ったわ。結果、大した病気じゃなかったけど、血液検査で肝臓の数値が悪いと指摘された。そうきたかー。
んで。ついに『かわせみ』完結。しかし、だからといって特に普段と変わることはなく、いつも通り平穏無事に事件を解決しただけだった。最終話はほぼるいさんの一人舞台で、完結の気配など微塵もなく、なんの感慨もなし。ホントにこれで終わりなのか不安になるほどあっけないぞ。これで江戸編は終わりなの? ちょっと納得いきかねる気持ちも残る。
明治編は俺の周りで評判があまりよくないから心配だ。
- 平岩弓枝
- 文春文庫
- 古本
この週末は通販の注文が恐ろしく多かったせいで本日の発送作業が大変ことに。フィリピン行きのせいでお金ないから嬉しい反面、超面倒。
んで。『かわせみ』連投。この巻は徐々に世代交代が進みつつある日常って感じの通常回。お店や職人の跡取りネタが多かったかな。そんな中、気になったのが表題にもなってる小判商人の洋銀メキシコ・ドルラルと天保一分銀の両替レート。銀含有量の計算がどうしても合わない。何度読み直してみても合わない。なんだこれ? 気になってしょうがない。
しょうがないので不本意ながらインターネッツに頼ったところ、あるファンサイトが考察してた。なるほど、これは平岩弓枝の書き方が悪いよ。説明なしじゃ読者大混乱だよ。
- 平岩弓枝
- 文春文庫
- 古本
帰国。フィリピンで銃砲店を覗いたらSIG P226の9パラ仕様が約20万円。アメリカに比べるとぼったくり価格。でもちょっとほしいなぁ。所持免許(外国人不可)も妻名義なら問題ないし……。
んで。旅行中に久々の『かわせみ』読み終わり。今回の主役はなんといってもお石(野老沢出身)。25巻で入社した時はただの怪力大女だったのが、いつの間にやらいい女に開花して各所から嫁に望まれるほどになっていたのが感動的だった。さすが野老沢出身。すったもんだあった挙げ句、近所の大工の棟梁のところに落ち着いた。よかったよかった。
今後は麻太郎&千春兄妹の新展開(鬼畜道)を期待したい。近親ロリ来いや!
- 羅貫中/小川環樹、武部利男(訳)
- 岩波少年文庫
- 手持ち
近所のアクセサリー店で里帰りのお土産を買ってたら、店員さんが「お父さんは日本語お上手ですね」って……。いろいろ間違ってる。これは娘じゃないし、俺は純粋な日本人だ!
んで。三国志完結。関羽が死に、曹操が死に、張飛が死に、劉備が死に、泣いて馬謖が切られ、孔明が死んだ。あとは駆け足で司馬炎が天下を統一して終わり。少年向けダイジェスト版だからか、みんな死に方があっけない。ここまでの活躍がウソだったかのような死の連鎖。創作が過ぎて前半と後半のバランスが取れてなくね?
三国志の人気の理由を垣間見た気はするけど、やっぱあんまり興味ないや。
- 羅貫中/小川環樹、武部利男(訳)
- 岩波少年文庫
- 手持ち
妻も成田空港のラウンジを使えるようにクレカの家族カードを作ってあげたら枠が親カードと共通だった。つまりフィリピン人に100万円持たせるのと同じ。怖ぇぇ。
んで。赤壁で負けても相変わらず元気な曹操が各地で猛威を振るったり、ぜか劉備が蜀で漢中王になったり。登場人物が多いのに展開が駆け足だから若干ついていけてない。でもキムタクでながいけん閣下がおっしゃった通り、だいたい孔明と周瑜の愛憎劇が軸だった。そう考えると一気にわかりやすい。
それにしても自分の利益のためだけのために仲間になったり裏切ったり。酷い人間関係だな三国志。
- 羅貫中/小川環樹、武部利男(訳)
- 岩波少年文庫
- 手持ち
妻の里帰りに必要なもう一つの重要なもの「再入国許可」を取ってきたよ。これがないと日本に戻ってこられなくなる。いちいち与野の入管まで行くんだぜ。超面倒だぜ。
んで。小学生の頃から家にあった子供向け三国志。ガキの頃に読んでるはずなんだけど欠片も覚えてないので読む。そんで捨てる。上巻は劉備と関羽と張飛が桃畑で仲良くなって曹操と仲良くなって呂布は殺して孔明と仲良くなった。そんな話。どの名前も聞いたことあるんだけど「信長の野望」派だった俺には誰が誰やらよくわからない。曹操が強いヤツだっけ?
早く登場キャラを把握しないとどうにもならんな。
- 駒田信二(編訳)
- ちくま文庫
- 貰い物
里帰りは来月に決定。ということで前回と同じくPALのセブ直行便のチケットをサクッとゲット。独自マイルが不便なPALだけど、直行便は選択肢がないのだ。
んで。中国の古典笑話を集めた本。数えてないけど600篇あったらしい。そのほとんどがほんの数行の超ショートショートで読みやすいんだけど、どこが面白いのかサッパリわからない。捻りがないのはまだマシで、なにがどうオチてるのか不明な話が大量だ。贔屓目に見ても打率.100に届かないぞ。昔の中華人民の笑いのツボわからなすぎ。
これで笑える人は、箸が転んだら大爆笑の末に悶絶死するね。
- 伴野朗
- 集英社文庫
- 貰い物
去年は財政上の都合により里帰りをパスしたため、年明け早々から妻の帰りたいプレッシャーがスゴい。チケット探さなきゃ。金ないのに。
んで。気ままな中国史エッセイ。赤壁の戦いとか万里の長城とか、まぁなんとなく耳にしたことのあるエピソードに関する想像とか裏話みたいなのが多かった。でも、そもそも元になってる中国ネタに興味がないので面白くもなんともない。鑑真和上の渡航資金の出所を推理して楽しいのか? 俺はどうでもいい。
さすが集英社、安定のつまらなさ。
- 莫邦富
- 日経ビジネス人文庫
- 貰い物
あけよろ。今年も早速仕事始めで面倒臭いもう嫌だ誰か代わりにやってくれ。
んで。同じ漢字を使う言語なのにこんなに違うよ文化も違うよという本。日本語では魚介類に関連した語彙が豊富なのに対して中国語では家畜に関した言葉がすごく多いらしい。ふむ、別に不思議でもなんでもないし、非常にどうでもいい。だって中国語にも中国人にも中国文化にも興味ないもの。
同じ文字を使ってるからって対比すること自体ナンセンス。そもそも全く別の言語だし、文化も民度も違うから。