読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2009年01月16日 [書籍の類]
海軍工作兵戦記 苛酷なる水兵生活三年の記録
  • 木村勢舟
  • 光人社NF文庫
  • 古本
俺満足度:☆☆☆☆☆

通勤再開から作業が途切れることなく押し寄せてきて大変。作業そのものは楽しいのが多いからストレスは溜まらないけど、忙しすぎる。もう少し早めに呼んでくれればいいのに。

んで。まだまだ続く海軍物。今回のは工作兵ってことで読んでみたんだけど、主に上官への文句と自惚れと自慢話で構成されていて、工作兵の仕事についてはなにも書いてないんだぜ。大正生まれの老人が平成の時代になってから書いたもんだから信憑性もなにもなさそうだし、全てにおいて酷い出来。これだから年寄りは。

新兵時代の班長への怨みは特別すごいものがあって、その点だけはちょっと笑えた。写真まで載せて名指しだもん。苦笑するしかない。

■2009年01月13日 [書籍の類]
海軍めしたき物語
  • 高橋孟
  • 新潮文庫
  • 古本
俺満足度:★★★☆☆

今年の仕事始めはいきなりの休日出勤だった。おまけに帰りは終電。さらに帰宅後も作業続行。始動即全開はエンジンによくないんだぜ。

んで。引き続き海軍物。徴兵されて主計兵になった著者の思い出話。起きたらビンタ、寝てもビンタ、なにしてもビンタ、という異常なまでに脳みそ筋肉体育会系のコックさん達の悲哀を面白おかしく書いてたけど、どう考えてもこんな職場イヤすぎる。海軍怖ぇー。頭悪ぃー。

妙に味のあるイラストを描く人だなぁ、と思ったらプロの絵描きさんだったのね。納得。

■2009年01月09日 [書籍の類]
写真集連合艦隊
  • 掘元美/阿部安雄/戸高一成(編)
  • 朝日ソノラマ航空戦史シリーズ
  • 借り物
俺満足度:☆☆☆☆

豪州仲間のYが特に理由もなくニューヨークから一時帰国してきたので唐突に飲むことに。逆玉の輿は優雅でいいねぇ。

んで。去年から引き続き海軍物。写真集と銘打ってあるのに実は写真は全体の1/3ほど。では残りはなんなのかというと、堀元美が若い頃、艦から嫁に出した手紙および思い出エッセイが少々と、120ページ以上にわたる帝国海軍の艦艇一覧だよ。読んでらんないよ。無駄にページ数が多くて内容薄いんだよ。

これって元はムックかなんかなのだろうか。こういうのを文庫化するのやめて。

■2009年01月07日 [命ノセンタク]
はじめてのあく第1話 - 見返り微乳
見返り微乳
はじめてのあく (第1話)
  • 藤木俊
  • 小学館
週刊少年サンデー 2009/06号

無言
(貧乳JKが従弟の放ったワイルドなドリルだかキックだかいう技を茫然自失気味に眺めながら。)

新年早々、求めしものは来たれり! 人々の熱い想いが天に届き、ついに藤木俊が本誌に帰還。それもいきなり薄胸・もっさりショートカット・メガネっ娘とキタ。さすがは貧乳神、人類の求めているものなど軽くお見通しだ。もちろん俺の息子も大喜びさ。“貧乳を あつめてはやし 最上川”と詠んだ芭蕉が目にしたのは、まさにこんな情景だったに違いない。

だって無乳が…ブルマで……微乳の……体育着に…貧……貧乳ラブだぁぁぁ! ああぁ、キョーコたん…キョーコたん……あけましておめでと うっ(;´Д`)ハァハァ

■2008年12月31日 [年間成績]
2008年のまとめ

そんなこんなで読書する気が全然起きない1年だったけどしょうがない。諦めて読んダラ日記の6年目を振り返ってみる。

・書籍:87冊
・漫画:ちょこっと

冊数が大幅に減ったよ。去年から本を読むのに飽きが来てたのにプラスして、つまらない本が多くて心が折れた。面白い本に出会いたいと切実に思う。

2009年はダラリと読まないかも。んではまた来年。

■2008年12月24日 [書籍の類]
軍艦物語 思い出の艦影を尋ねて
  • 石渡幸二
  • 中公文庫
  • 古本
俺満足度:★★★★

メリークリスマス。超どうでもいい。

んで。世艦の人がいろんなところに寄稿したエッセイ的なものを集めた短編集。第二次大戦中の戦艦の話題が多かったけど、軍艦の歴史とか日露戦争時の連合艦隊の話なんかもあって最後まで飽きずに楽しめた。このところ国語力のない人が書いた本が続いてたから、文章がちゃんとしてるのも嬉しかったよ。

軍艦物の作家では、間違いなくこの人が図抜けてる。さすが世艦の創刊者だぜ。

■2008年12月22日 [書籍の類]
空母瑞鶴の生涯
  • 豊田穣
  • 集英社文庫
  • 借り物
俺満足度:☆☆☆☆

冬休みに入って早くも1週間が過ぎようとしているよ。あと10日もすれば年が明けちゃうよ。怖い。時の流れが怖い。

んで。帝国海軍機動部隊が誇った大型空母・瑞鶴の話。だと思うよね普通は。でも実際には瑞鶴の飛行隊が主役で、それに次ぐのが翔鶴飛行隊だった。瑞鶴なんて端役も端役、超おざなりな扱い。これのどこが『瑞鶴の生涯』なんだろう。豊田穣はいつもこうだな。文章も上手くないし全然ダメ。

ま、集英社の本だからしょうがないんだけどさ。だって集英社だからね。

■2008年12月11日 [書籍の類]
幻の航空母艦 主力母艦の陰に隠れた異色の艦艇
  • 大内建二
  • 光人社NF文庫
  • 古本
俺満足度:☆☆☆☆

本日のお仕事は久しぶりのCGIだった。自分ではこれが本職だと思ってるんだけど、仕事でやる機会が少なくてちょっと寂しい。

んで。第二次世界大戦あたりのマイナー空母の話。未完成に終わった空母の話と思いきや、普通に完成して普通に活躍した艦が普通に出てきたのでタイトルに偽りあり。だったんだけど、そんなもん著者の凶悪なまでに下手な文章の前ではほんの些細な問題に過ぎなかった。これはひどい。

この人は空母のことより先に国語を初歩から勉強するべきだと思う。

■2008年12月08日 [書籍の類]
戦う民間船 知られざる勇気と忍耐の記録
  • 大内建二
  • 光人社NF文庫
  • 古本
俺満足度:☆☆☆☆

油断してたら師走になってた。もう年間100冊なんて無理じゃね? 年内にあと16冊も読めるわけがない。諦めた。

んで。第二次世界大戦で徴用された漁船とか貨物船が活躍したりしなかったりした話。日本の船だけじゃなく、クイーン・エリザベス号とかリバティ船なんかも出てきたりして興味深いテーマではあったんだけど、内容云々の前に文章がアレすぎて読めたもんじゃなかった。

文章力の平均値が異常に低い戦史物の中でも、この人の文章は群を抜いて下手だ。木俣滋郎の次くらいに下手。

■2008年11月28日 [書籍の類]
太平洋の女王 浅間丸
  • 内藤初穂
  • 中公文庫
  • 借り物
俺満足度:★★★☆☆

お仕事でFeliCaを使ってなんかするアプリの受け入れ試験を受け持つことになった。ふむ、FeliCaってなんだ?

んで。その昔、日本郵船の太平洋航路で活躍した豪華客船が座礁したり徴用されたり沈められたりして大変だった話。時代描写にページを割きすぎてて肝心の浅間丸に関しての記述はすごく浅かった気がするけど、まぁ許してやるよ。徴用船萌えだから。

そういや浅間丸が運んだ南方慰問団の中に「森光子」の名前があった。いつから稼働してるんだよ、あのサイボーグ。