読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2004年02月20日 [書籍の類]

文学部唯野教授

  • [著] 筒井康隆
  • [刊] 岩波現代文庫
  • [入手経路] 新本
  • 俺満足度:★★★☆☆

かつてのベストセラーを後ればせながら読んでみた。文庫にならなきゃ読まないから全て後ればせだ。

んで。大学教授をとことん茶化して抱腹絶倒。でもただのバカ小説かと思ってるとそんなこともなく、唯野先生の文芸批評論の講義は本物の授業みたいだった。記号論とか構造主義なんて言われても理解不能だが。

でも文学論などに興味のない俺が読んで楽しめたので、話題になっただけのことはあると思う。唯野先生の授業なら受けてみたいかも。