かつてのベストセラーを後ればせながら読んでみた。文庫にならなきゃ読まないから全て後ればせだ。
んで。大学教授をとことん茶化して抱腹絶倒。でもただのバカ小説かと思ってるとそんなこともなく、唯野先生の文芸批評論の講義は本物の授業みたいだった。記号論とか構造主義なんて言われても理解不能だが。
でも文学論などに興味のない俺が読んで楽しめたので、話題になっただけのことはあると思う。唯野先生の授業なら受けてみたいかも。