読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2004年07月18日 [書籍の類]

夏草の賦 (下)

  • [著] 司馬遼太郎
  • [刊] 文春文庫
  • [入手経路] 借り物
  • 俺満足度:☆☆☆☆

3連休なのに暑くて外出できないからサイトの模様替え。過去ログにアクセスしやすくした。しかし俺が書き俺が読む俺だけのサイトだから意味はない。

んで。長宗我部を読み終わり。四国統一まであと少しのところで簡単に秀吉に屈した。このへんまでは俺ご贔屓の伊達政宗と似た境遇だが、その後はだいぶ違った。長宗我部やる気ナシ。盛親の代でお取り潰し。所詮は田舎豪族でつまらん。左様に空虚なストーリーに加えて児童向けの如きひらがなだらけの文章で読み応えは全くなかったが、そういうのを司馬遼に求めるほうが間違いなのだろう。

無意味な繰り返しや誇大妄想がなかったから『坂の上の雲』よりはマシか。