読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2005年07月14日 [書籍の類]

しのびよるネオ階級社会 “イギリス化”する日本の格差

  • [著] 林信吾
  • [刊] 平凡社新書
  • [入手経路] 貰い物
  • 俺満足度:☆☆☆☆☆

微熱でツラい。咳のおかげで腹筋が筋肉痛。鼻水は何リットル出たかわからん。そんな状況の中ラッキーなことに今日明日は自宅作業になったのでつまり休日。休まねば死ぬ。

んで。また資源ゴミ。日本がイギリス型階級社会になりつつあることに警鐘を鳴らしたつもりになったみたいだけど感情論がベースだから論拠薄弱で説得力皆無。エリートの子はエリート、労働者の子は労働者という傾向はイギリスに限った話じゃないし。機会の平等に関して、米英のエリートコースが学費の高い私大なのに対し、日本では「国立大学に最優秀の学生が集まる」と自分で書いてるじゃん。全然しのびよってないネオ階級社会。他人の著作を取り上げては「雑だ」と批判してるけど、これで勝ってるつもりなの?

イギリスブームに乗っただけのヤツらよりも俺のほうが詳しいんだぞって自慢したいだけに見える。底が浅い。