読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2006年02月08日 [書籍の類]
造艦テクノロジー開発物語 海軍技術士官の回想
- [著] 深田正雄
- [刊] 光人社NF文庫
- [入手経路] 新本
- 俺満足度:★★☆☆☆
せっかく38度超の熱が出たのに苦しかったのは週末だけで月曜日には平熱に戻ってた。悪夢だ。“プロのビジネスマン”とか言われても嬉しくねぇ! 俺はとにかく仕事を休みたいのだ。
んで。『軍艦メカ開発物語』の続編。前回の話題をふまえた上での細かい解説で大変よろしかった。アンテナ、舷外電路、探照灯など、兵器の範疇を越え気味なマニアックなネタのオンパレードで堪らん。感激したのはモーターの回転速度を制御するワードレオナード方式と、その電気をハイドロに代えたようなジャンニ・ギア(整動機)の項。どうやって油圧で回転運動を作り出すのか不思議に思っていたが、傾けた円板を滑らせるとは! ノーベル工作賞やる。※ジャンニ・ギアの一般名称は“斜板形アキシャルピストンモータ”かも?
でも後半は海軍工廠や艦政本部といった組織の話だったので超興味ねぇ。