- 安富和男
- 中公新書
- 借り物
世界が平和だ。平和すぎる。あまりに平和でつまらなくなってきた。東京で大地震とか大規模テロでも起こらないかな。そしたら仕事休めるのに。
んで。虫の本。この前と同じく家に転がってた中から適当に拾ってきたものなので期待せずに読んだら読めた。数ページごとの読み切り形式で読みやすかった。淡々とした文章だったけど眠くならなかった。虫の生態は妙にシステマチックで興味深い。このプログラム組んだヤツ出てこいって感じ。
でもリアルの虫はダメなのだ。
- スティーヴン・ジェイ・グールド/渡辺政隆(訳)
- ハヤカワ文庫
- 新本
長いこと読み終わらなかったからその間の出来事を報告。15年間愛用したコンタクトレンズが死んだ。初トラバをでこくーる様からいただいた。コメント&トラバ新着リストを実装した。以上。
んで。引き続き生物系。大嫌いな翻訳物だけどカンブリアだったら大丈夫かも、と期待したけど無理だった。進化の系統樹はフラクタルという話だった気がするけど、冗漫で粘着質で極論ばかり。大した説じゃないんだから簡潔に書いてほしい。そして自然な日本語に訳してほしい。
そんな中、萌えたのはオドントグリフス。歯が生えてるから。印象的だったのはオパビニアの復元で無茶した学者シモネッタ。名前が。
- 矢島稔
- NHKライブラリー
- 借り物
先週は平日が3日間しかない偉大な週だったのに俺ときたら祝日も部屋にコモって2Uサーバ相手に悪戦苦闘。そのせいで全身ダルい。だからしばらく仕事に身が入らないことを責めてはいけない。
んで。こういうツラい時こそ読書で癒されたかったのに選んだ本が悪かった。家に転がってた虫の本を適当にピックアップしたのが悪かった。もっと慎重に選ぶべきだった。体節ごとに1対の脚というのが節足動物の基本形で、体節がまとまったり脚の形状が変化したのが現在の姿というのは目からウロコだった。しかしそれ以外は空回りが多くて面白さが伝わってこない。端的に言うと文章が下手。
NKH『人間講座』の講義内容がベースというから、番組を観てれば違ったのか。いや、そうは思えないな。
- 中村幸昭
- PHP文庫
- 新本
4日間ほど自宅で轟音サーバの相手をしたら終わりが見えたので久しぶりに出社。仕事を掛け持っているあたりがフリーターフリーランスっぽい。夜は銀座で大学の同期会だったりするのもヒキコモリのわりに活動的っぽい。
んで。読んダラ初の魚。大学ではその道を専攻したんだけど意外と読んでなかった。著者は鳥羽水族館の設立者で名誉館長。鳥羽水族館というとテーマパーク化してない研究機関という硬派なイメージがある。単行本が20年前なので情報が古いけど読み物としては問題ナシ。村瀬泰央によるイラストも風情がある。マンボウ萌え。
シャチが鯨漁を手伝ったというオーストラリアのエデンは、きっとあのEdenだろな。部屋に飾ってるタコブネの殻がEden出身だ。シャチ博物館にも行った。懐かしくてグー。
- 宮嶋茂樹
- 祥伝社黄金文庫
- 新本
環境構築の仕事を請けたら、家に畳みたいなサーバが来た。轟音で家族から苦情が出た。2U鯖なんて一般家庭で動かすものじゃないんだ。ううう、うるさいよぅ。
んで。下巻は2日間で読み終わり。目的地に辿り着けるのか心配してたんだけど、下巻に入ったらすぐ着いた。北部同盟vsタリバン戦で盛り上がる前線に走り出すや否や資金不足で帰途についた。現地取材よりも行き帰りのほうが長かったな。ところで、不肖と一緒に現地入りした共同通信の人はサラリーマン? 社命で前線勤務なんてイヤだなぁ。サラリーマンにはなりたくないなぁ。例えサーバが多少うるさくても。
さて、仕事するか。
- 宮嶋茂樹
- 祥伝社黄金文庫
- 新本
眠い。とにかく眠い。夜型人間なのに夜更かし出来ない。昼間も眠い。ただただ眠い。これは睡眠時間が無駄に増えてるということか。俺の時間を返せー。モモー。
んで。ようやく届いた不肖の文庫、まず上巻。アフガン攻撃の理由が全く記憶にないのだが、不肖を読むのにそういう予備知識は不要か。タジクだかなんだかスタンからアフガン入りを狙う不肖。国境は空路で越えたけど、そこから陸路で悪戦苦闘中。上巻ラストの時点で戦場はまだ遥か彼方。目指すジャボルサラジに辿り着けるのはいつだ。ガンガレ不肖。このままじゃ従軍記にならないぞ。
『セキュリタリアン』に追われて予想外に時間がかかった。下巻はもう少しサクサク読み進めたい。
- 小関智弘
- 講談社現代新書
- 古本
このところ自宅では雑誌、出先では文庫or新書というパターンが続いてる。こういう並行読みはしたくないんだけど雑誌なんて持ち歩きたくないからしょうがないから諦めたから。
んで。不肖の文庫が届くまで小関智弘で時間稼ぎ。今回のは著者の半生記だった。以前の本とネタがかぶってたから新鮮味に欠けたけど、ダイジェスト的でタレずに読めた。この人は旋盤工という仕事が好きだったらしい。仕事を好きになれるのは一種の才能だと思う。羨ましい。
そんな小関の最大の問題はアカだったこと。更生したという記述は目にしていないから今でもアカかも。だから新本で買う気にはならんのだ。
- 宮嶋茂樹/大倉乾吾
- 文春文庫PLUS
- 新本
相変わらず眠いけど仕事がほとんど放置プレーなのでやっていけそうな気がしてきた。週末には弟やら義妹やら従妹に奢らなきゃいけないので稼がねば。やる気が湧いてきたっつーか従妹萌えぇぇ!
んで。今回はコールサイン「ツル」こと大倉カメラマンとの共著。この2人、一緒に仕事しまくってるのね。小中学生の頃から顔見知りらしいし、まさに類友だ。話題は事故あり政治家あり芸能人ありのごった煮。ト書きは各話の冒頭のみで、残りは不肖と大倉の会話で進行する。当時の状況に入ったと思ったら突然現在に戻ってきたりのメタ具合がそこそこ面白かった。
これで手持ちの不肖ラストだと思ったら新しい文庫が出てた。もうちっとだけ続くんじゃ。
- 宮嶋茂樹
- 祥伝社黄金文庫
- 新本
ついに恐れていたことが起こった。仕事が面白くない。受け入れ試験なんて大嫌いだ。もっとクリエイティブな作業をキボンティーヌ。ああウソついた。放置されたい。放置プレー超好き。
んで。今回の不肖はワイドショー的撮影記などで、それなりに読めた。出色は「南極観測隊同行ウラ日記」。本編では深いところまで触れられなかった真珠計画の顛末が克明に。国際線スチュワーデス麻衣ちゃんも登場して大爆笑。東西線の中で吹き出しそうになってヤバかった。この話だけでも読んだ甲斐があった。
でも自衛隊は全く関係なかった。表紙の90式戦車はなんなんだ。詐欺だ!
- 飯塚訓
- 講談社+α文庫
- 新本
早いもので9月突入。仕事復帰から3ヶ月か。年内にあと2ヶ月休まなければならんのだが職場は許してくれるだろか。遥かなり年間休日200日。
んで。今年は日航機墜落から20年。それを記念してなのか飯塚訓が文庫になってたので読んだ。挫滅遺体ブームを巻き起こした『墜落遺体』のその後の話が中心で素晴らしかった。遺族、生存者を救助した地元消防団や自衛隊、病院関係者など事故を間近に見た人達が当時を語ってて堪らん。でも通勤電車で読んだから感動の涙とか唾液とか鼻汁を分泌できなかった。場所選定失敗。
川上慶子たんが素敵に萌え要素の塊だったけど悲しいかな既にババ これ以上書くと怒られそう。