- 山岡荘八
- 山岡荘八歴史文庫(講談社)
- 貰い物
今月は午後出勤。急行でも座れる。昼休みがないから効率的。この仕事の半分は優しさで出来ているに違いないんだけど読書時間が一気に減っちゃって仕事が手につかねぇ。
んで。ついに最終巻。変な解釈ナシの信長らしい信長で安心だった。特に本能寺は大団円に相応しい素晴らしさ。信長はもとより濃御前、蘭丸といった雑魚キャラも大奮闘でなかなかの悲壮感。光秀の使えなさも秀逸。やはり戦国物は荘八が最高峰だ。幕末物を書かせるとアバンギャルドだが。
面白かったんだけど1冊に5日間もかけちゃったか。序盤の勢いなら一気に『徳川家康』制覇も狙えるかと思ったが、途中で集中力切れた。これじゃラスボス挑戦は夢のまた夢。
- 山岡荘八
- 山岡荘八歴史文庫(講談社)
- 貰い物
唐突に軍歌が流行中。俺の部屋で。分列行進曲「抜刀隊」が最強。だって作曲がシャルル・ルルー。近藤るるるより強い。右傾化に要警戒だが軍歌の合間にAvril Lavigneが混じるのでセーフ。
んで。大きな合戦続きの素晴らしい時代に突入。姉川で朝倉浅井連合軍と戦ったら家康が三方ヶ原ではっちゃけたけどすぐ負けた。そんなこんなしてるうちに長篠城から鳥居強右衛門が抜け出して次巻に続く。よくわかんないけど面白かった。ヤンマガで人気大爆発の『センゴク』がちょうど姉川のあたり。その影響で仙石権兵衛の活躍を期待したんだけど出てこなかった。山崎新平も出てこなかった。坂井久蔵はかろうじて名前だけ登場。荘八的にはイケてないらしい。
もしかして『センゴク』ってマニアック? ふむ、もしかしなくてもマニアックか。
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- 山岡荘八歴史文庫(講談社)
- 貰い物
オニャノコをデナーに誘ってみた。超緊張した。と、俺様の意外にウブな一面を全世界の愚民どもにアピール。激しくトキメキハートなので仕事が手につかねぇ。
んで。第3巻を読み終わり。猿が墨俣に一夜城を作ったはずみで信長が上洛した。あと裏ヒロインの明智光秀がやっと登場。出てくるや否や光秀の隠しパラメータ(切なさ)がぐんぐん上昇している気配。このままだと今回も光秀トゥルーエンドは見れそうにない。ちなみに表ヒロインの家康は楽勝。妹キャラの秀吉は絶対に攻略できないのでパラメータ上げても関係ない。
この巻は消化フェーズでタルかったけど、これでフラグが立ったはずだから次の巻ではイベント発生しそう。
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- 山岡荘八歴史文庫(講談社)
- 貰い物
昨日は弟やら従妹と飲んで萌え疲れ、本日は自宅仕事。気がつけば明日は月曜日。全然休んだ気がしねぇ。これは陰謀だ。CIAがミッションインポシブってる。エゴだよそれはッ!
んで。弟からの貰い物(資源ゴミ)では歴代最高の面白さを更新中の信長。第2巻の見所は今川の麻呂があっさり討ち取られるとこ。「桶狭間の巻」なのに田楽狭間で奇襲するなんて、まさに不意打ちだ。あと美濃の義龍がパパ(故人)お手製の薬を飲んだら死んだ。「斑猫色の固形の表に、点々と青貝そのままの光や、赤や緑が神秘的な配合でまじっている」薬だよ。警戒色だろ。これを一気に飲んだ義龍は漢だが生物としては失格だ。
この先も楽しめそうな気配がビンビン来てる。スゴい妖気だ危ない夢子ちゃん。荘八は俺ノーベル歴史小説賞にノミネート。
- 山岡荘八
- 山岡荘八歴史文庫(講談社)
- 貰い物
職場に行ったら誰もいない。指示もなかったので、ずっとトラックバックの技術仕様について勉強してた。まったり。
んで。貰い物シリーズは荘八に連戦を挑む。あれは10ン年前『信長の野望』で初めて信長を使った日のこと。初合戦でいきなり鉄砲命中。見事討ち死に。信長の顔が切れて上下にずれていくシーンはトラウマですらある。それ以来、信長が大嫌いだ。信長は使えねぇ。でも貰ったものは読まなきゃいけないルールなので読み始めたら面白い! なんだよ信長スゲェな。うつけ時代から道三が死ぬあたりの序盤戦なのに目が離せない。荘八の実力を思い知った。
あの『坂本龍馬』を書いた人だなんて信じられない。表紙の顔もセンスあるぜ。
- 山岡荘八
- 山岡荘八歴史文庫(講談社)
- 貰い物
なんとなく試験手順書を書いてるふりしてたら帰宅時間になる。こういう毎日って案外素敵だ。
んで。龍馬は脱藩することもなく土佐の片田舎で普通に暮らしてた。最後は友達の仇討ちを止めようとしたけど止められなくて完結。幕末関係ねぇー。でも司馬遼のおかげで坂本龍馬が大嫌いな俺なので、荘八のダメ龍馬はある意味楽しめた。というか笑えた。
少なくとも『竜馬がゆく』なんかに比べれば、かなり面白い小説だったことは確実だ。
- 山岡荘八
- 山岡荘八歴史文庫(講談社)
- 貰い物
週末だすボブどん。午後出勤になったから先月までに比べりゃラクなんだけど、それでも平日は好きになれない。東京なんて直下型大地震で壊滅すればいいんだ。
んで。雑誌と漫画を読み散らしながら間隙を縫って荘八龍馬の第2巻を読了。今回も前巻に負けず劣らずスゴかった。黒船&尊皇攘夷で、ようやく龍馬も世の中について考え始めたけど知恵遅れ気味だから答えは出ず。そんな龍馬を荘八は放置プレー。この巻の後半は龍馬なんて欠片も出てこない。これは斬新だ。
残るは第3巻のみ。このペースだと脱藩すらせずに完結する。大団円が楽しみでしょうがない。
- 山岡荘八
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- 貰い物
ついに早起き最終日! 0625起床に3ヶ月も耐えた自分を褒めてあげたい。でも契約延長で明日からも仕事だ。休みたかったからちょっと悲しい。午後出勤+時間単価UPはちょっと嬉しい。悲喜こもごも。
んで。逃げまくってた貰い物シリーズに再突入で、まずは名作の噂を耳にする荘八の『坂本龍馬』に挑戦。いきなりスゲェぜ。この龍馬、物事をほとんど考えない。剣の腕はあるようだけど、ほぼ白痴だ。なにも行動しないから進展がない。他人事ながら将来が心配になってきた。
この調子が最後まで続けば龍馬小説の最高傑作になること間違いナシ。さすが荘八、よくわかってるなぁ。
- 平岩弓枝
- 文春文庫
- 借り物
今度こそ貰い物シリーズに再突入せねばと思ってはいるんだけど今日まで逃げていいことになった。俺の人生、逃げの一手。
んで。堅い本の後はこれに決まってる。大好評(俺に)の『かわせみ』第21巻は江戸の町で暴れる謎の巨大犬型張子を阻止すべく立ち上がった宿屋のアツい戦い。ちょっとウソついた。本当は泊まり客が怪しかったので東吾が解決した。今回も花世タソが不在がちで萌え成分不足。ハァハァ度低めの残念な結果に終わった。平岩先生が俺になにを望んでいるのか全く見えないよ!
萌えのない『かわせみ』なんて、ただ面白いだけの時代物でしかない。ふむ、面白いならいいじゃん。