- 樋口清之
- 天山文庫
- 貰い物
島田紳助が引退だってさ。これは芸能界を揺るがす大ニュースだね! でも芸能界とは無関係の俺にはどうでもいいね! たかが芸人のことで騒ぎすぎだ。
んで。コミュニケーションの日本史なんだけど実際の内容は並びが逆で日本におけるコミュニケーション形成史。村八分とかお百度参りとか、そういうキーワードを挙げてちょろっと説明する形式だから、読みやすいけど深みはないわな。興味深いお題も多かっただけに、もう少し踏み込んでもよかったんじゃないかと。
まぁ肩が凝らなかったからよしとしよう。貰い物シリーズに贅沢を言っても始まらん。前向きに。
- 矢田部英正
- ちくま新書
- 貰い物
昨日は暑さで意識朦朧となり死を覚悟したほどだったけど、急に涼しくなったねぇ。無事蘇生に成功した。
んで。別に日本人の身体が美しいわけじゃなく、日本人の歩き方とか座り方の特徴、美しい立ち居振る舞いなんかの今昔的な話。仏像についても骨格とか筋肉を語ってたりしたな。日本の伝統的な美しさを知ることは大切だと思うけど、俺には正直どうでもいい。誰か代わりに知っといて。
どう贔屓目に見たって日本人の身体は美しくないからな。
- 下山弘
- 中公新書
- 貰い物
バ菅直人がやっと辞めるっぽい? このバカがどんだけ日本の国益を損ねたことか。ま、次の総理も民主党じゃなにも変わらんがな。早く解散総選挙しよう。
んで。お盆休みで通勤がなかったため読み終わるのに時間がかかったのは川柳で江戸の四季を語っちゃった本。江戸時代の風俗について興味なくはないんだけど、川柳を多く紹介することが主になってるみたいで一つ一つのネタが薄い。川柳そんなに要らないからもう少し説明がほしかった。
これで手持ちの江戸文化モノは終わりかな?
- 林美一
- 河出文庫
- 貰い物
怪しいお米セシウムさんとは、東海テレビのセンスに脱帽だぜ。もうフジテレビと系列局は全部潰しちゃえよ。どうせ誰も観てないしさ。
んで。今回は枕絵の謎ってゆーかトリビア的な本。枕絵が浮世絵の一ジャンルであり芸術作品だということを初めて知ったよ。そう言われたところで結局ただの二次元エロ画像だとしか思えないわけだが、それはそれとして興味深い。抜けないけどね。
日本人の虹好きは年期が違う。もはやDNAに組み込まれちゃってるレベルだろ。
- 林美一
- 新潮文庫
- 貰い物
なでしこジャパン勝ったね! 超どうでもいいね! みんな不細工だし! 特に澤とかいう人外! 出来損なった掟ポルシェみたい! 女子サッカーなんていうお遊戯ごときで騒ぎすぎだ日本。
んで。江戸時代のエロ本を紹介した本。全41冊の艶本の概要と背景をさらりと説明してた。艶本のこと全然知らんが、ストーリーは馬鹿らしいし台詞は「ヱヽ、モウ へ、よいよ へ。とてものことに奥を へ」なんて感じで風情があるしで面白かった。くの字点を へ で代用すると雰囲気出なくて悔しいな。
母さん、江戸は今日も平和です。
- 田中優子
- ちくま学芸文庫
- 貰い物
なんか知らんうちにスペースシャトルがラストミッション? アトランティスで終わりとか寂しいね。せっかくだから有終の美を飾ってほしいもんだ。帰りにまた事故るとか。
んで。江戸時代のメディアとか世界観とかそういう話。初めて知ることが多かったが、興味を惹かれる話はなかったので別に知らなくても困らないと思った。そりゃ読み終わるのに12日間もかかるわけだよ。だって興味ないもん。これっぽっちも。
このジャンルはけっこう辛いぞ。
- 吉野裕子
- 岩波新書
- 貰い物
二日酔いが酷かったからどうでもよくなって仕事をサボってみたら通販が超売れた! やる気を出さければ売れるんだな。もうやる気ださねぇ。
んで。ダルマの民俗学を陰陽五行から説く解く話。タイトルそのまんまだ。それ以上のことは聞くな。読んだからといって理解はしていない。ダルマが赤いのは火と関係があって、それが陰陽五行がなんちゃらしたかららしい。それ以上のことは聞くな。理解する気も起こらない。ダルマが赤いとなにか問題があるのかよ? そんなこと考える暇があったら働け!
なんかもう、陰陽五行から解かなくていいよ。意味わからんもん。
- 林道義
- 文春新書
- 貰い物
東電のリタイア組400人が作業志願ってなんだよ格好いいな。現役社員も負けずに死ぬ気で死ねよ。早く収束させろや。
んで。日本神話のスサノオノミコトとかオホクニヌシノミコトといった神々がなにを象徴しているのかという話。ふむ、これっぽっちも興味ねぇ。そんな中、河合隼夫の「中空構造」説を完全論破していた点は小気味よかった。「中空構造」の意味も反論の内容もよくわからんが、河合を論破した点は評価する。あいつの話は強引で嘘臭いからな。
この著者もユングユングしてる同じ穴の狢だけども、河合隼雄よりはまだマシだ。
- 佐藤愛子
- 文春新書
- 貰い物
貧血気味(自称)の妻のことを考えてレバニラ炒めを作ってあげる優しい俺。豚レバーはちゃんと衣をつけて油で揚げてから使うんだよ。美味いよ。
んで。大正生まれのお婆さんによる昔あったもの。軽妙な文章は良し。リアルで知ってるものなんて「蠅いらず」「縁側」「煙管」「焚き火」くらいなもんで、戦争知らずに俺らは生まれたから、残りはほとんど実物を見たことないよ。失われし古き良き日本の姿が見えてきそうな気がしたけど実際には現代の生活のほうがいいと思う。だって戦争知らz
あ、蚊帳だけは今でも使ってるな。ボホールの実家では蚊帳がないと眠れないのぜ。
- 野本寛一
- 文春新書
- 貰い物
今週は、俺がまた1つ歳を取り、そして結婚1周年を迎えた。俺の年齢のことは忘れるとして、結婚生活はまだ続いてる。別れてない。一段階クリア。
んで。現代社会でも一部残ってたり消滅しちゃってたりした女性関連の風習とか慣習を取り上げて、古来日本で女性は尊重されてたよという考察。本当に尊重されていたかどうかは微妙だけど、今までは女への虐待だと捉えられてきたことも発想を転換すれば実は守られていたと見ることは可能な感じ。だからどうしたって話ではあるんだけど。
民俗学ってたまに読むと面白いのな。たまにでいいけど。