- 久保博司
- 講談社文庫
- 古本
日本が金メダルを獲ると、支那の空に奴等の大嫌いな日の丸が揚がり、奴等の大嫌いな君が代が流れて爽快であることがわかった。がんがれニッポン(競技で)。がんがれチベット(暴動で)。
んで。警察の後は検察だろうということで読んでみた。ロッキード事件~リクルート事件あたりの特捜部の内幕。要するに特捜部だって親方日の丸だから政治家には超弱いんだぜ、なんにも出来ないんだぜ、という話だった。格好いいのは名前だけか、特捜部。
内容はほぼ特捜部オンリーだったので、タイトルは“日本の特捜部”が正しいと思う。
- 島袋修
- 宝島社文庫
- 古本
オリンピックで日本人が負けてもなんとも思わないんだけど、鮮人がメダル取ると異常にムカつく不思議。テロが起きないのはもっとムカつく。
んで。元沖縄県警公安の共産党担当を自称する人が書いた駄文。センセーショナルな文章で公安の手口を明かしてるんだけど、大袈裟な言い回しのわりに大した内容じゃないという安物アジテーションの類。ここに書かれてることが事実だとすれば、むしろ公安がこの程度の活動しかしてないことに驚くよ。ちなみにこの著者、創価学会員(笑)。学会員の書くことなんて学会員以外に誰が信じるんだか。
ま、学会員であろうとなかろうと駄文であることに変わりはないのだが。
- 久保博司
- 宝島社新書
- 古本
オリンピックが盛り上がってきたね。俺もドキドキしながら見てるよ。一番注目してる種目は、テロ。アルカイダでも黒い九月でもいいから、とにかくがんがれ。それ以外の競技はどうでもいいや。
んで。現場で働く普通のノンキャリ警察官たちの話。志望動機やら職種ごとの職務内容の他、警察内の噂話みたいな下世話なネタもあって興味深かった。読みやすい文章も悪くない。少しだけ警察に親しみを覚えたような気になってみた。だからといって好きにはなれないけどさ。
あ、公安警察だけは大好きだ。
- 神一行
- 角川文庫
- 古本
北京オリンピックが始まったようだ。北京ってどこだ。支那か。ならどうでもいいや。みんな死んじゃえ。さて、仕事再開。通勤イヤだな。
んで。警察キャリアの連中のポジションとか権力構造とか天下り先とかの話。ヤツらは主に組織内の権力争いと天下り先の確保に勤しみ、たまに警察の仕事をしてるみたい。うーむ、さすがバ官僚だ。これっぽっちも俺の役に立ってない。それどころか俺様が納めた税金を無駄に食い潰してるんだから、害以外の何ものでもない。
お前ら、いなくていいわ。
- 堀ノ内雅一
- 角川文庫
- 古本
2ヶ月ぶりに嫁(はーたん6才)に会いに行ったら、なぜかボクっ娘になってて愕然とした。ボクっ娘は好きくないので優しく叱っておいた。めっ。
んで。元警視庁鑑識課の中の指紋の人・塚本宇兵の半生記。三億円事件とかよど号、オウム事件に関わってみたり、技術指導しにフィリピンに駐在したり。最終的に警視庁鑑識研究所長にまでなってたので、本当に指紋の第一人者だったのだろう。具体的な技術とか道具の話がほとんどなくて寂しかったけど、そこそこ読めた。時間かかったけど。
つまりあれだ。犯罪に臨む際は、確実に陰毛を剃った上、手袋を忘れないようにしましょうってことだな、たぶん。
- 須藤武雄
- 講談社+α文庫
- 古本
ここ何日かクイズCGIを作りたい放題だったので、ようやくこの仕事にも終わりが見えてきた。ここまで来れば余裕のはずなので、ギリギリまでサボることにする。
んで。元科警研の中の毛の人が書いた毛の話。毛にもいろいろあるはずだけど、前半は陰毛スペシャル。なんでも陰毛。とにかく陰毛。陰毛だけで犯人タイーホだぜ。後半はその他の毛。これには人間の毛だけじゃなく獣毛も含まれてたりして、陰毛ほどの情熱は感じられなかった。そんなに陰毛が好きなら、いっそ陰毛オンリー本にすればよかったのに。
つまりあれだ。犯罪に臨む際は、確実に陰毛を剃っておきましょうってことだな、たぶん。
- 麻生幾
- 新潮文庫
- 古本
酔っ払うと仕事する気になる。でも酔っ払ってるから仕事にならない。酔いが醒めると仕事は出来る。でも仕事する気はなくなる。永遠のジレンマ。
んで。昭和・平成の大事件の裏で消されかけたファイルなどなかった話。Part2のネタは金大中拉致とか重信房子タイーホとか。ウソ臭さますますアップ。代わりに文章力ますますダウン。説得力なし。これぞ麻生幾クオリティって感じだ。だって小説だし。消されかけたファイルなんて出てこないし。
国松長官襲撃の「フォローポイント弾」ってさ、綴りは“hollow point”だからホローポイント弾でいいんだよ? 若大将の♪フィズィーにおいで~くらいカコワルイ。
- 麻生幾
- 新潮文庫
- 古本
今年も葛飾の花火を見てきた。bomi先生に『ラッキー×クロス』のサインをもらおうと思ってたのに、飲んでたら忘れた。なんてこった。
んで。昭和・平成の大事件の裏で封印されていた文書を発掘しなかった話。中身はいつもの麻生幾で、文章力低め&考証甘めの設定。あさま山荘とか下山事件、ホテルニュージャパン火災なんかの面白いネタが並んでたけど、どうにもくだらないんだよな。ほとんど小説だし。
っつーか、封印されていた文書なんてどこにも出てこないじゃん。タイトルに中身がついてきてないな。
- 宇佐見義之
- 技術評論社
- 借り物
夏本番。というわけで本日は某クイズ番組のロケが地元の球場で行われていたので、ちょっとだけ顔を出してみた。JKがイパーイいた。おしゃべりしちゃった。えへへ。
んで。カンブリア爆発。買うほどのものではないと予想して、珍しく図書館で借りてみた。カンブリア紀という時代の説明から始まって、化石が出る場所とか出土する生物相の話が続いて、そんでアノマロカリスやら三葉虫やらの主要な種が紹介されて終わり。眠い。誤植多い。オドントグリフス出てこない。つまらん。
著者の専門は当時の生物をコンピュータ上で再現することだそうで、そこに触れた最終章だけは面白かった。なぜそのネタをメインにしないかな、お前は。
- 軍事ジャーナリスト会議(編著)
- 宝島社文庫
- 古本
そろそろCGIを作らないと本格的にマズい状況っぽい。ああ、やるよ。やればいいんだろ。明日こそ絶対にやってやるぜ。
んで。前回読んだのと似たような時期に出た似たような本。どっちも別冊宝島で、内容も書いてる人間もかぶってるんだから違いを見つけるほうが難しい。それでも敢えて細かく見てみると、こっちのほうが記事のまとめ方が若干明確だったかも。その分、微妙に前の本より読めたような気がしないでもない。しないかも。
大したことが書いてあるわけじゃなし、本当になんつーことない。読み応えもなにもない。疲れなくていいけどね。