- 筒井康隆
- 集英社文庫
- 手持ち
ムスッコが歩けるようになって超可愛い。よちよち不安定な姿が超可愛い。いたずらもグレードアップしてきたけど超可愛い。世に子供は数多いるけど、俺のムスッコが一番可愛い。
んで。引き続き手持ち筒井のお片付けは推理小説。手持ちなだけに以前にも読んでるはずなんだけどなんの印象も残ってなくて、改めて読んでみたらやっぱりなんの印象も残らないという。途中、先の展開が微妙に気になる場面もあるにはあるんだけど、結局のところ生ヌルい終わりを迎えて不完全燃焼なのは、さすが集英社だと納得した。同じ推理モノでも新潮の「ロートレック荘事件」は歴史に残る名作だったのにな。
ここまで苦しめられた集英社文庫だったけど、これで終わり。もう忘れよう。
- 筒井康隆
- 集英社文庫
- 手持ち
妻のZenFone5が酷い状態になってた。丸3年使ったとは言え、同じ頃に買った俺のはまだ綺麗なんだから使い方が悪い。今度は丁寧に扱いなさいと諭しながらZenFone Maxを買ってあげた。
んで。引き続き手持ち筒井のお片付けで集英社文庫。巻末の解説を読むに、どうも他の短編集に入れてもらえずに放置されてた初期の短編&ショートショートの類を寄せ集めて無理矢理でっちあげたもののようで、そのコンセプトから仕上がりまで、まことに集英社文庫らしさに溢れていた。つまり、あんまり面白くなかった。唯一「睡魔のいる夏」の終末感に筒井らしさが出てたくらいかな。
ま、集英社文庫が面白いわけないんだから、これくらいは想定内よ(精一杯の強がり)。
- 筒井康隆
- 集英社文庫
- 手持ち
相変わらず体調は悪いが、プラスハッピーUCカードは無事に発行された。家族特約で疾病傷害100万円の補償あればフィリピンなら十分すぎる。これでムスッコの旅行保険はバッチリ安心。
んで。引き続き手持ち筒井のお片付けで、低レベルな集英社文庫を攻略中。そしてさすがは集英社、今回も予想以上(以下とも言う)のラインナップで、キレが感じられない話ばかりで読める作品が見当たらない。個人的に筒井はかなり打率の高い作家だと思うんだけど、その中でハズレ作品ばかりを的確に集めてくる集英社。これはもう、ある種の才能なのかもしれん。もちろん悪い意味で。
まだ2冊しか読んでないのに早くもツラい集英社文庫。先は長く険しい。
- 筒井康隆
- 集英社文庫
- 手持ち
ここ1週間くらい体調がよろしくない。毎日決まって午後になると微熱が出て慢性的な倦怠感。でもそれ以外に症状はないから医者に行くほどでもないという。どうすりゃいいんだろなぁ。
んで。手持ち筒井のお片付け。新潮文庫から読んじゃうと後半ツラくなることに気がついたので、レベルの低い集英社文庫を先にして美味しいものを取っておく作戦を発動。そして悲しいことに、案の定の集英社文庫。表題作だけはそこそこ読めたものの、それ以外はオチが弱かったり、そもそも全く引き込まれなかったりという大変残念な結果に終わった。筒井のハズレ作品を読むなら集英社だ。
集英社の文芸部って、センスがないか仕事してないかのどっちかだと思う。
- 筒井康隆
- 新潮文庫
- 手持ち
フィリピン旅行に向けてムスッコの保険を安く済ませる方法を探したら、年会費無料で家族特約付きの「プラスハッピーUCカード」を発見。ほーいいじゃないか、こういうのでいいんだよ。
んで。読んダラ以前の手持ちを片付けようってことで久々に筒井を読んだら筒井だった。「乗越駅の刑罰」「カンチョレ族の繁栄」あたりはまさに筒井短編というインパクトの強さだし、表題作をはじめ全体にレベルの高い良作揃いで面白いんだけど、好き嫌いで言うとあんまり好きな話は入っていなかった。ただし「家」を除いて。これは個人的に筒井短編ベスト3に入るくらい大好きなんだ。
いつ読んでも、何度読んでも、筒井家系のライブ感。たまんねえ~(エコー)
- 山根一眞
- 小学館文庫
- 古本
気管支あたりで炎症が続いてて微熱が下がらない。なにか薬はないかと備蓄を探したらブルフェンが出てきたから飲んでみたら、いきなり効いた。生まれて初めてブルフェンの効果を実感した。
んで。メタルカラー第4巻は、震災復興特集からスタート。俺の記憶は東日本大震災で完全に上書き保存されちゃってるけど、そういえば阪神淡路でも震災があったんだっけな(遠い目)。神戸製鋼の高炉再火入れの話は力が入ってて感動的だった。でも組織ぐるみのデータ改ざんが発覚したばっかりだから台無し~。三洋電機が太陽電池とニッケル水素電池で気を吐いていたのも隔世の感があるなぁ。
ひとまずこのシリーズの手持ちはこれで打ち止め。続きはブコフ100円棚で見つかり次第。
- 山根一眞
- 小学館文庫
- 古本
お風邪を召してしまったらしく微熱でダルいキツいツラい。ここんとこ飲みに行ったり基地に行ったり献血したりと、柄にもなく連日出歩いてた反動が来た。らしくないことはしちゃダメだ。
んで。メタルカラー第3巻は、相変わらずメタル以外も意外に多いけど興味深く面白く読めてる。この後の20年が失われることを知る由もなかった時代の連載だから、脳天気にも近い明るさに溢れてて、氷河期世代からすると羨ましいやら妬ましいやら。日野自動車がパリダカをテーマに登場してるのも、この対談の数年後にカミオン総合1-2-3フィニッシュを飾ることを知ってて読むと感慨深い。
一番の衝撃は浜松ホトニクスの光電子増倍管が職人の手作りだったこと。マジかー。
- 山根一眞
- 小学館文庫
- 古本
なぜか通販が唐突に好調を取り戻した。注文数は多いし、高額商品も売れる。この調子だと年末を待たずに売上げ上限に達して長期休暇を取れちゃうかも知れん。いやはや参ったなぁ(捕らぬ狸)。
んで。メタルカラー第2巻は、インフラを中心に展開しつつも、小物作り、通訳、速記なんていうタイトル詐欺な話題も混ざって幅広い。個人的にはピッカピカなメタルの話を期待していたし、そこを一番読みたかったんだけど、今まで全く興味がなかった分野にも興味を抱かせられちゃってちょっと悔しい。毎回短い対談型式なのに、その仕事の魅力がわかりやすく凝縮されてて、この著者上手いぞ。
学生時代に読んでいたら、違う将来が待っていたかもしれないなぁ。
- 山根一眞
- 小学館文庫
- 古本
始めてフィリピンフェスティバルなるものに行ってきた。日比谷公園に集ったフィリピン臭のする有象無象。どこからこんなに湧いてきたんだと不思議に感じつつ、正直けっこう楽しかった。
んで。全巻集めてから読もうと思ってたけどブコフで見つかる気がしないから読んじゃうことにしたシリーズ。「メタルカラー」なんてタイトルだからカッチカチの金属加工の話かと思いきや、特にそういう縛りではなく、インフラ系メーカーのエンジニアへのインタビューを中心にしつつ動植物の話もあったりしてテーマは幅広い。古い本だけど古さを感じさせない普遍的な面白さがある。
基本的に対談は大嫌いなんだけど、これは対談である意味があるから全然イヤじゃない。
- 高橋克彦
- 講談社文庫
- 手持ち
ムスッコのパスポートが無事に発効されたので里帰りのチケット取ったー。去年のクリスマスに就航したバニラエアのセブ直行便で、親子3人往復6万円。PALの1人分より安い。LCC万歳。
んで。蝦夷の聖典はついに最終巻。秀衡が義経を受け入れて、そして全てが終わった。100年続いた黄金楽土が、いとも簡単に終わっちゃったんだよ。こんな結果を認めたくはないけど、奥州藤原氏が3代ではなく4代だったことと、全ては陸奥に暮らす民のためという最期を描き切ってくれた高橋克彦には尊敬の念を抱くばかり。何度読んでも泣く。でもこれだけは言っておく。平泉は滅びぬ。何度でも甦るさ。
昔、奥州史跡巡り旅の時に見た「平泉」の文字が入った学校ジャージが羨ましかった。移住してぇ。