- マルコム・マクファーソン/山本光伸(訳)
- ヴィレッジブックス
- 手持ち
思い切って体内時計を調整しようと思ったら、寝過ぎと寝不足が1日おきにやって来るようになっちゃった予感。イヤなループ。
んで。読んダラ以前に読んだ手持ち再読シリーズ。これは航空事故発生時のCVRに記録された音声を文字に起こしたもの。全28件の事故のうち、機体は壊したけど帰ってきたアンカレッジのJAL貨物46E便、御存知JAL123便、そして123便と同じような状況でどうにかしたスーシティのUA232便が飛び抜けて面白かった。
同じ著者の『墜落!からの生還』と同様、全体に情報不足なのが痛い。機種すら書いてないケースがあったりしてショッキング。
- 加藤寛一郎
- 講談社+α文庫
- 手持ち
体内時計が完全にグリニッジ標準時。国際人に+0900(JST)なんて似合わないぜって感じだ。おかげで疲れてるのに眠れない。変な時間に眠くなる。勘弁してー。
んで。加藤寛一郎シリーズのラストは読んダラ以前に読んだことがある本。内容なんて少しも覚えてないので捨てる前に改めて読んでみたら、壮絶なマンセー記事で驚いた。エアバス社に出向いて(というか費用向こう持ちで招かれて)話を聞いたという典型的な提灯記事で、エアバス社の考えを聞く度に大げさに驚き、自らの無知を恥じ、褒めちぎる。その繰り返し。ボーイングとの比較も一方的で呆れるばかり。いくらエアバスの設計思想が自身の考えに合うからって、これはひどすぐる。
あれだな。もう加藤寛一郎の本を読むことはない気がする。
- 加藤寛一郎
- 講談社+α文庫
- 古本
mixi覗いて2ch回ってニコ動を見てると1日が終わる。体内時計はほとんどGMTだし、なんという退廃的な生活サイクル。そろそろ仕事しなきゃダメになる予感。
んで。手持ちを一気に片付けるつもりで加藤寛一郎。序盤、ヘリのハブ周りの動きとかUS-1の話が面白かったから淡い期待を抱くも、中盤以降はいつも通りだった。T-4とF-15の体験搭乗を自慢したかと思えば自動制御装置の話になって、その後バーティゴ、ボルテックスリングと繋がりがよく見えないまま右往左往。どの話題も起承転結の“起承”だけで次に進んじゃう。お得意の自動制御マンセーな主張はクドいばかりで説得力に欠けるし、うーむ。
面白い小ネタがけっこうあっただけに、gdgdな構成がもったいない。
- 加藤寛一郎
- 講談社+α文庫
- 古本
他人には言えぬ苦労がありつつも、本日の再起動試験をもって鯖構築のお仕事完了。別件の打ち合わせにも出掛けたりして、珍しくアクティブな1日だった。疲れた。
んで。加藤寛一郎が坂井三郎に左捻り込みのことを聞いた本。サービス精神旺盛な坂井三郎の言うことだから眉唾ではあるんだけど、当時の空戦や部隊の様子は興味深かった。ただ左捻り込みなどのマニューバーについては会話文じゃよくわからん。「グーッと行く」「グイッと」って言われてもなぁ。そのへんを解説すべき加藤寛一郎は、妙な自己顕示ばかりで役立たず。
いつものことだが、加藤寛一郎がなにを伝えたいのか全然わからん。
- 加藤寛一郎
- だいわ文庫
- 古本
今日はアレルギー性鼻炎がひどい。鯖構築の期日が迫っているのに全然やる気が出ない。いやいや、サボってるわけじゃない。全て花粉が悪いのだ。
んで。航空機事故例集。123便が「爆発」だなんて、どんな新説かと期待したんだけど、そこは加藤寛一郎。今さら事故調報告を全面支持で、つまり爆発なんてしてなかった。123便以外の事故例も原因が疲労破壊やタービン破断だったりで、一体どのへんが爆発事故なんだか。事故原因に統一感ナシ、それぞれを関連づける話もナシ、新事実も独自視点もナシ。絶望的にテーマ不在。
123便とUA232便(スーシティ)の“最大の”違いは与圧の有無だ、などという珍説が飛び出したりするあたりは、悪い意味で面白かったかも。
- 藤田日出男
- 新潮文庫
- 古本
油断してたらLinux鯖のシステム再構築という案件の期日が目前に。あああ、データをバックアップしなきゃ。運用ポリシーとパーミッション設定を考えなきゃ。どどどどうしよう。
んで。飛行機物の流れを作るべく久々にJAL123便。事故調の報告は、まず圧力隔壁破断による垂直尾翼の破壊ありきのウソだらけな代物なので再調査キボンヌという話。具体的な反証にはかなり説得力あった。だいたいボーイングが修理ミスを認めちゃった時点であり得ないもんなぁ。アメリカ人が自らの過失を認めるだなんて、あからさまに怪しい。怪しすぎる。しかし全ては闇の中なので残念。
序盤で軽く触れられてた事故直後の自衛隊の不自然な動きについて、もう少し詳しく読みたかったよ。
- 前間孝則
- 講談社+α新書
- 古本
ヒキコモリなので外に出られない。だって立ち上がるの面倒臭いんだもん。人生って無意味。
んで。電車の次は飛行機物。YS-11を巡る顛末は、以前読んだ『YS-11』の続編というか補足のような内容。前間孝則なので文章力はイマイチだがネタは良い。プロジェクト自体は政治に振り回されたりお役所商法だったりで商売的に成功するわけなさげなネガティブ臭が漂ってたけど、エアライン側のエピソードは面白かった。JDAや全日空あたりじゃ使ってるうちに運用効率が高まっちゃって海外の中古機を買いに走ったというんだから悪い機体じゃなかったんだろう。なんか悔しい。
YS-11の教訓を生かして、今度こそ成功してくれ国産旅客機。ガンガレMRJ!
- 三戸祐子
- 新潮文庫
- 古本
記すべきことがなにもない怠惰な日々。本読んでネット見るだけだもんなぁ。人生って不毛。
んで。引き続き電車物。著者が女性だったからミーハーな現場レポートを想像したんだけど、実は真面目な鉄道論だった。具体的な技術にほとんど触れてないのと、ちょっとクドい文章がマイナスだけど、けっこう勉強になった。時間にこだわり抜く鉄道人の職人気質カコイイ。
ゆとりのない正確さよりも余裕を持った利便性を、という論調で締められてたけど、俺としては例え本末転倒であっても正確な運行を追求し続けてほしい。病的に正確であってこそ日本の鉄道じゃないか。
- 大朏博善
- 新潮文庫
- 古本
さっき『風林火山』を観た。前回から3日間くらいしか経ってない気がするんだが、もう一週間が過ぎてたらしい。人生って虚無。
んで。技術物な気分だったので新幹線300系電車開発物語。さほど興味はなかったんだけど、読んでみたらけっこうアツい。ボルスタレス台車とかVVVFインバータとか、意味はよくわからんがアツい。もっと詳しい解説がほしい部分もあったけど、全体に読みやすかったからヨシ。人間ドラマより技術ネタ優先という書き方が俺に好評だった。500系以降&JR束の新幹線についても知りたくなったぞ。
ライバル列車についてググってみたら、最速記録はTGVが持ってるらしい。574.8km/h。速っ。リニアモーターカーの記録(581km/h)と変わらん。新幹線には無理だろか。
- 大波篤司
- 新紀元社
- 借り物
なにもしてないのに時間は確実に過ぎていく。ほとんど出費がないから経済的には問題ないんだけど、精神が病んできた。
んで。なんとなく鉄砲に興味のある年頃になったので鉄砲入門。唐突にサブカルな話題が出てきたり本気と冗談の境目が曖昧になったりする良くも悪くも変な雰囲気の本だったけど、鉄砲に関しては常識的な知識からマニアックなネタまでいろいろ取り上げられてたから読んだ甲斐はあった。ただ明らかな事実誤認がちょこちょこ混入してたので、嘘を嘘と見抜けな(ry
そういえばこの本、売り場じゃなくカウンター内に放置されてたヤツだ。けむんの私物か?