- 平岩弓枝
- 文春文庫
- 古本
今日は飯とタバコの時に立ち上がった。それ以外は寝っ転がってた。腐りかけてる俺。だが肉は腐りかけが美味いと言うじゃないか。男たるもの前向きに腐りたい。
んで。なんかもう止まらなくなったので勢いに任せて『かわせみ』3連投。あらすじ。事件が起きて解決した。出張調査で野老沢の徳蔵寺を訪ねたりして、ウチの近所へようこそって感じで楽しかった。でも、まるで所沢が山芋しか採れない荒れ地のような書かれ方だったのでショックだ。里芋とサツマイモも採れるのに。久々に活躍の花世タソは、パパが小言を言った途端とっとと走り去った。ナイス萌え行動。
というわけで『かわせみ』手持ち終了。32巻を調達しなきゃ。誰かー。
- 平岩弓枝
- 文春文庫
- 古本
残暑厳しすぎ。やってらんない。だから今日もぐったりゴロゴロしながら本を読む。SOHO自営は仕事しなくていいから極楽だ。
んで。我慢できなかったので『かわせみ』連投。事件が起きるや否や解決するストーリーに変わりはないんだけど、ここにきて急激に世代交代が進みつつあるおかげで新鮮な風味。おまけに萌え成分が豊富だったのでとても満足した。津軽から上京してきた東北娘の訛りもよかったが、なんつっても千春タソの「麻太郎兄様、大好き」に萌え死んでこそ漢。このまま美しい兄妹の道(鬼畜道)を歩んでほしい。
あ。そういや花世タソを見てない気がする。どこいった?
- 平岩弓枝
- 文春文庫
- 古本
軽く仮眠を取っただけで、昨日の夜からずっとゴロゴロ読み続け。こんな生活でいいのか若干不安になったりもするけれど、幸せだからまぁいいや。
んで。処分シリーズが片付いたので心機一転しようと思ったんだけど、なんとなく時代物な気分のままだったので『かわせみ』29巻。今回も例によって例の如く蕎麦を届けに来た長助親分がぼんのくぼに手をやるや否や東吾が事件を解決した。萌え成分は控えめ。次世代キャラが成長してストーリーの中核を担えるようになってきたのが心強い。麻太郎・源太郎コンビの今後の活躍に期待したい。
えーい、我慢できん。このまま30巻も読んじゃえ。
- 宇江佐真理
- 講談社文庫
- 貰い物
今年は思いのほか冊数が伸びてない。このままじゃ年間100冊を切っちゃいそうだ。よし、気合を入れるぞ。仕事のない今がチャンス。
んで。やっと最後の1冊に辿り着いた処分シリーズ。いろいろ訳ありな住人が集まったあやめ横丁を舞台にした、恋あり人情ありの江戸ファンタジー長編。もっさりしたスタートで世界に入り込むまで時間がかかったけど、中盤あたりでストーリーが急展開。そこからは寝るのも忘れて一気に読んじゃったよ。もう予想を裏切る大当たり。こういう裏切りなら大歓迎だ。
今まで名前すら知らなかった宇江佐真理だが、これは覚えておかなきゃ。
- 星野博美
- 文春文庫
- 貰い物
夏休み続行中。2ヶ月半も休んでたら、いっそこのまま自堕落に一生を終えたいような気になってきた。終わってるなぁ。
んで。処分シリーズ終盤戦。香港マニアの大宅賞作家による社会派エッセイ。住んでるアパートのこととか通ってる銭湯やファミレスのことなんかが徒然なるまま。もちろん全てが実話とは思えないけど、けっこう面白いネタがあった。文章も上手い。ただこの人、社会不適合者っぽくてそこはかとなくダウナー系。読んでると、だんだん気持ちが暗くなる。鬱。
今回の処分シリーズは次でラスト。最後くらいは明るい気持ちになりたいなぁ。
- 五十嵐太郎
- 中公新書ラクレ
- 貰い物
安倍がようやくの総理辞職。参院選惨敗なんかより、小泉が作り上げた劇場型政治を一気に盛り下げた責任のほうが重いよ。政治家は面白くなきゃダメだ。あと滑舌も良くなきゃダメ。
んで。まだ出てくる処分シリーズ。今回は都市の景観の話。美意識は千差万別、なにをもって美とするのかを考えずに“美しい国づくり”など無理、という論旨だった。機能美こそ美だと思ってる俺からすれば景観など知ったこっちゃないが、興味ないわりには読めた。
ちょくちょく触れられていた美しい景観を創る会の「悪い景観100選」は、たしかに納得いかん。どれも日本独特の格好よさがあるじゃないか。
- 秋山智彌
- 小学館ライブラリー
- 貰い物
自堕落ニート生活は大河ドラマで曜日を把握するのがデフォ。『風林火山』を観たということは日曜日なのだ。そういや今年は一度も見逃してないや。ヒマなんだな。
んで。まだ続く処分シリーズ。今回は日本古来のなわばりと資源利用に関する話。民俗的自然観が今後の参考になるはずだというんだが、実例や説明から結論に至る流れがギクシャクしてて読みづらかった。詳細が参考文献に丸投げされてたのもイマイチ。
そもそも楽しんで読むような本じゃないんだろうけど、ツラかった。学術論文か?
- 原田信男
- 文春新書
- 貰い物
今日は久々に豪州仲間のYと飲んだ。あの野郎、来月からマンハッタンでニートするらしい。さすが逆玉の輿。あやかりたいもんだぜ。
んで。まだ終わらない処分シリーズ。今回は稲作から見た日本史というかなんというか。大昔の社会的強者が剰余生産を作りやすい米を主食に選んだ、という話にはなるほどと頷いたんだが、それ以外は田地面積とか収穫量なんかについて真面目に書かれてて、まるで教科書。まるで興味ない。ツラかった。せめて品種とか農業技術の話があればなぁ。
銀シャリを愛しているというだけじゃダメみたい。疲れた。
- 丸橋賢
- PHP新書
- 貰い物
しばらく仕事の話は来ないと判明したので、気持ちを新たにして自堕落生活を続けようと思う。とりあえずゴロゴロしながら読書さ。
んで。まだ処分シリーズ。今回は若者の顎が弱くなってるという話。この手の警告本によくあるパターンで、とかく我田引水。ニートが増えてるのも学力や体力が落ちてるのも顎が弱くなってるのが原因だというんだが、取り上げられている実例は極端なものばかりなので一般論にするには無理がある。だいたい世の中そんなに単純なわけがない。
ま、あんまり時間かけずに読めたからヨシとしよう。処分シリーズだし。
- 三砂ちづる
- 光文社新書
- 貰い物
9月から仕事が始まっちゃうかも、と覚悟してたんだけど、なんか延期になりそうな気配。上手くいけば冬まで休めそう。夢の年間休日200日達成なるか?
んで。まだ処分シリーズ。今回は女の身体が持っている自然の力を見直そうという話。欲求の行き場がないとオニババになっちゃうらしい。そういうことならぜひ見直してください、としか言えない俺。生理とか出産なんて知ったこっちゃないしなぁ。
帯に「抱腹絶倒」とあったから多少期待してたんだが、微笑むような箇所すらただの1つもなかったぞ。どういうことだ内田樹。