- 増田弘
- 中公新書
- 新本
Socceroosがウルグアイに前回の雪辱を果たしてドイツW杯出場を決めた! 仕事の都合で中継は観れなかったけど、PK戦でキーパーのSchwarzerが2発止めてた。サッカー嫌いだが嬉しい。明後日からの豪州旅行に弾みがついた。
んで。この流れなら読めると思ったんだけど時間かかった。海自の成り立ちは以前NHKスペシャル『海自の創設秘話』で観た。陸自についてもなんとなく。でも航空自衛隊については全然知らなかったから読んだ甲斐はあった。旧陸海軍の航空出身者+米空軍の共同作業で創設されたらしい。納得。
しかしCASAだSASJだSAGJだMAAGJだいう組織名が続出して大混乱。人名も大量。これは読み物というより資料だ。僕もう疲れたよ。
- 戸高一成
- 角川oneテーマ21
- 新本
仕事を自宅に持ち帰ったら意外にもサクッと終わったので余った時間は酒飲みながら本を読む。処分シリーズから解放された幸せを噛みしめる。
んで。今年は大和ブームの気配なので買ってみた戦艦大和“の模型”の話。たかが模型と思いきや、大和研究家たちの助力を得つつ、わかる限りの情報を詰め込んで再現された究極の大和は1/10スケール。つまり全長約26m、重量30t弱。小型船舶免許じゃ乗れないな。見えない部分も手抜きなしだ。社長が「こうなったら、もう意地だ」なんて言っちゃった山本造船(株)に乾杯。それにしても大和型は美しい。それがバイタルパートの小ささと表裏一体であるにしても。いや、だからこそ美しいのかもしれん。これぞ日本の戦艦だ。
この本、油断して2冊買ってた。Amazonは注文済みかどうか確認しづらいのがイヤだ。
- 高橋源一郎
- 岩波新書
- 貰い物
職場の都合により残りの作業は自宅でお楽しみくださいという指示のもと早々に追い出されたので素敵すぎ。週明けに持ってけばいいんだからまったりやろう。
んで。処分シリーズ最後の1冊。しゃくれた馬の人が書いた本。エーリヒ・ケストナーという人が書いた『エーミールと探偵たち』を例に挙げて小説の書き方指南。さほど興味はないが軽く読めた。なぜ馬の人が小説教室なのかは不明だが「小説に書けるのは、ほんとうに知っていること、だけ」って、馬の人がいいこと言った。確かに妄想だけで書いた小説は迷惑以外の何物でもない。
今回の処分シリーズを振り返ると、苦手の新書が7冊も続いたのがキツかった。なんで趣味の読書でこんなに苦しんでるんだろ。
- 松谷みよ子
- 中公新書
- 貰い物
ようやく試験終了。緊張の連続で神経を磨り減らしたことにして、実はぼーっとしてたのでたまには試験もいいものだ。
んで。逃げ出したい処分シリーズは終わりが見えてきた。柳田国…邦…国……柳田国男の『遠野物語』を面白く読めた俺なので、きっとこの本も面白いはずと期待して後半まで温存しておいた。伝え聞いたりアンケートで集めたりした明治以降の民話が載ってた。比較分類は浅くて意味なし、著者が民話にインスパイアされて書いたという童話も邪魔だったけど、それを差っ引いても楽しめた。方言がそのまま活字になっててポイント高い。東北弁萌え。
口裂け女とかトイレの花子さんみたいな都市伝説も民話の範疇なのか。なんか違和感あるぞ。
- 山本博文
- PHP新書
- 貰い物
システム試験継続中。高い精度が求められる厳しい試験なので教えて!gooにずいぶん助けられた。ぼーっと読んでるといつの間にか終了時間になる。
んで。処分シリーズは終盤戦に突入。化け猫で有名な鍋島藩、つまり国道34号線を走ってると街灯がなくなって真っ暗になるあたりの武士道の話。『葉隠』とは武士社会で生きていくための処世術であって「死ぬことと見つけたり」するわけじゃないらしい。殿様のイエスマンになれば安泰と。わかりやすいな。
なにに驚いたって『葉隠』が実は全11巻もの大長編であることだよ。死ぬことと見つけ次第完結しとけ。全1行。
- 陶智子
- 平凡社新書
- 貰い物
システム動作試験開幕。6時間×3日間のアツい戦いが繰り広げられる。ちなみに試験要員は俺1名なのでハーツの遊び方がやっとわかった。やるなMicrosoft。
んで。まだ処分シリーズ。読む前からあった面白くないという自信が、読み始めて確信に変わった。【不美人】なんて漠然とした言葉を論じられてもつまらんよ。読めたのは僅かに『文久大雑書大全』に載ってるという12種類の人相のくだりだけで、その他のページはほぼ無意味。
俺が女性に求めるものは姿形じゃない。金が愛が全てさ。
- 鷲崎誠
- 角川oneテーマ21
- 貰い物
WebDAVを日本語ファイル名に対応させるためmod_encodingを入れたらCGIのQUERY_STRINGまで変換されるようになった。ディレクティブによる回避も無理。ふて腐れてググってたらパッチ発見。当てたら直った。ありがとうパソコンおやじさん!
んで。また処分シリーズ。検査項目の話から始まってコレステロール値だγGTだなんだ。興味ない。後半はどこで受診すべきかとか今後の健康診断とか。興味ない。かろうじて読めたのは章と章の間の場つなぎコラムだけ。ツラかった。
俺は人間ドックも健康診断も受けない。だって病気だったら怖いじゃん。知らぬが仏。万能特効薬モルヒネがあれば問題ナシ。
- 金田一春彦
- 角川oneテーマ21
- 貰い物
クライアント認証が効いてないと言われた。悩んだ末、Locationディレクティブ内でSSLVerifyClient requireするとPOSTメソッドでコケるというApache2版mod_sslのバグと判明。ASF Bugzillaにあったパッチを当てたら動くようになった。俺のせいじゃなかったからヨシ。
んで。処分シリーズは再び日本語。敬語の話から始まってげんなりさせられたまま盛り上がることなく終わった。面白い話題はなかった。そういや“全然”を使った肯定文で思いついたことがある。これって一種の省略表現だと思うのだがどうか。例えば“全然(比べものにならないくらい)面白い”のように否定部分が省略されていると。語感の似た“断然”と混用してる気配もあるけど。
まぁいいや。言葉なんて伝わりゃいいさ。
- 金田一春彦
- 角川oneテーマ21
- 貰い物
相変わらずパソコン漬けの毎日。今日は開発中のWebアプリで使ってるPostgreSQLをいじった。SQLなんてよくわからんが案外なんとかなるもんだ。
んで。引き続き処分シリーズ。著者は英語にコンプレックスがあるのか、日本人は「英語の方が日本語より高級で進んだ言語だと思っている」と思い込んでた。どんだけ時代錯誤だ。日本語と外国語を比較してたけど、大したことが書いてあったとは思えない。勉強になったのは“浴衣”が“湯帷子”に由来することと“感謝感激雨あられ”が琵琶歌「常陸丸」の“乱射乱撃雨あられ”の洒落という2点のみ。つまらん。
国語学者によくあるパターンで、言葉は変化するものだと言いながら若者言葉を嘆いてた。わけわからん。
- 大谷才一
- 文春文庫
- 貰い物
WebDAVがどういうものか初めて知った。まさかHTTPでファイルをあれこれできるとは。その上SSLもイケるとは。これなら22番ポートが閉じられてる今の職場からでもファイル鯖に入れるじゃないか。さようならFTP。
んで。処分シリーズ3冊目にして面白くない本が登場。よくあるくだらないエッセイだった。ちなみに花火とはなんの関係もない。話題がつまらない上に歴史的仮名遣いだったから怒りが込み上げた。中身はなんの変哲もない平々凡々なエッセイなんだから普通に書けばいいのに。小細工を弄してる暇があるなら内容を練ってくれ。
さて、捨てよう。