読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2007年09月12日 [書籍の類]
美しい都市・醜い都市 現代景観論
- [著] 五十嵐太郎
- [刊] 中公新書ラクレ
- [入手経路] 貰い物
- 俺満足度:★★☆☆☆
安倍がようやくの総理辞職。参院選惨敗なんかより、小泉が作り上げた劇場型政治を一気に盛り下げた責任のほうが重いよ。政治家は面白くなきゃダメだ。あと滑舌も良くなきゃダメ。
んで。まだ出てくる処分シリーズ。今回は都市の景観の話。美意識は千差万別、なにをもって美とするのかを考えずに“美しい国づくり”など無理、という論旨だった。機能美こそ美だと思ってる俺からすれば景観など知ったこっちゃないが、興味ないわりには読めた。
ちょくちょく触れられていた美しい景観を創る会の「悪い景観100選」は、たしかに納得いかん。どれも日本独特の格好よさがあるじゃないか。