- 平岩弓枝
- 文春文庫
- 古本
もういくつ寝ると4月。来月が楽しみで楽しみで仕事が手につかない。いつものことだが。
んで。下巻に入っても忙しい主人公。娘を拐かされたり幼なじみが死んだりしたけど意にも介さず義弟と結ばれる日を待ち続けると誓ったそばから居候の医者とケコーンして強引にハッピーエンド。脇役たちは望まない結婚をさせられたり事故で死んだり心中したりと大変な目にあっていたけど、それはそれとしてハッピーエンド。
娘の千とせタソの出番が少なくてハァハァできなかったのが心残り。
- 平岩弓枝
- 文春文庫
- 古本
3月突入。今月さえ乗り切れば天国が待っているので今日もストレスを溜めながらダラリと生きる。
んで。東海道の新居宿の本陣の総領の娘の色恋の沙汰が大変な話。昔NHK金曜時代劇で前半を見逃したのでリベンジしようとブコフで発掘したのが去年だったのでつまり半年放置してた。読み始めたらサクサク進む。主人公の美也は息子を生んだり旦那が死んだり義弟とデキたり娘を生んだり幼なじみから求婚されたりと大忙し。でもお美也さんはバカなので物事深く考えないので複雑な人間関係を感じさせない。
ひたすら惚れたり腫れたりだからどうでもいいっちゃどうでもいいが。
- 平岩弓枝
- 文春文庫
- 借り物
ほらな。週末になると忙しくて読書が進まない。この土日はひたすら帳簿で終了。個人の確定申告くらい通年で受け付けてよ。この時期はツラいんだよ。
んで。ローテーションの谷間を任せて安心な『かわせみ』もいつの間にか19巻目。そんなに読んだっけ。んー、あー、読んだ、かも、なぁ? 今回は丸ごと麻生家の花世タソに尽きた。幼女なのに豪快なので香具師の元締とお友達になった。舌足らなしゃべりも素敵だ。もう花世タソのために『かわせみ』読んでるようなもんだ。幼女ハァハァだ!
花世タソ以外はなんかあったかな。たしか宿にお客が泊まりに来るや否や東吾が事件を解決した感じ? ふーむ。読んでる時は面白かったんだけど記憶にないな。とりあえず幼女にハァハァしとくか。ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
- 福井晴敏
- 講談社文庫
- 新本
通販で買ったパソコンが届いた。PCヲタの俺だけあって超高級な最先端マシン。うまい棒に換算すると約3,969本分。
んで。ようやく全4巻読み終わり。戦闘状態に入ると時間の経過が異常にゆっくりになったり、20センチ砲が理論限界値超え気味の速射で飛んでるB-29を叩き落としたりと、最後までトンデモなシーンの連続でけっこう面白かった。一部の台詞回しがガンダムちっくなのも高い評価。これは近年希に見る良作だ。大東亜戦争+女の子+きれい事+妄想=ローレライ、と。
これなら『亡国のイージス』のほうが好きだな。やっぱ福井は自衛隊ネタだけにしとけ。
- 福井晴敏
- 講談社文庫
- 新本
病み上がりでやる気と体力が残っていない今週の俺。追い打ちをかけるかのように小説も中だるみに入ってぐったり。
んで。終戦への道を順調に暗中模索の伊507を取り巻く状況がようやく見えてきた。大和民族補完計画のため東京でピカドンしたい一団が登場。主要キャラにもシンパがいてアッという間に艦を乗っ取られたけどナチスSS出身フリッツくんがすぐ取り返した。みんな忙しい。この後ピカドン阻止のためにテニアンの飛行場を壊すのが最後の戦いみたい。
そうそう。高感度ソナー娘、名をパウラ・A・エブナーと申します。このミドルネームが日本名らしいので、日系ドイツ人ならアレしかないよな、ほら、2nd? と期待してたんだけど簡単に「アツコ」と名乗った。リアクションに困るな……。
- 福井晴敏
- 講談社文庫
- 新本
この週末はよく寝込んだ。消耗した。明日から仕事だってのに金曜日より疲れてるよ。耐えられるのか俺。
んで。秘密兵器少女キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!! 少年工作兵との出会いキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!! とても大東亜戦争中とは思えないラブコメに中てられっぱなしだ。やっぱり福井はこうじゃなくっちゃ。戦闘シーンが萎えなのも見事に福井だ。光学測距儀を海中で使うのは自由だけど(なにも見えないだろうが)、そのまま水の中で20サンチ砲発射というのは砲身破裂の危険な香りがプンプンする。艦首軸線上を攻撃するんなら素直に魚雷使えって。
でもシュルクーフなんていうマニアックな艦の活躍を見られるのはとてもいい。商船に沈められた駄艦とは思えないぜ。
- 福井晴敏
- 講談社文庫
- 新本
喉の痛みがあまりにひどかったので職場近くの病院へ駆け込んだら扁桃腺が化膿してるって。痛いはずだ。あと体温38度だって。寒いはずだ。でもせっかく都内に出たので定時まで働いた。大変だった。
んで。映画化キャンペーンで早くも文庫になった『ローレライ』第1巻は妙に薄くて値段も今どき490円。さらに初巻なのに巻末解説付き。売る気満々だな。中身は福井お得意のソフトコア戦争冒険物で、目新しいのは舞台が太平洋戦争だということくらい。とりあえず読んでみろ的な第1巻なので、主要キャラがバタバタと伊507に乗り組んで出発というところで以下次号。期待はできそう。
しかしこれを“まともに”映画化するには相当な金がかかるだろう。残念な結果に終わる予感。
- 筒井康隆
- 文春文庫
- 新本
喉の痛みが耐え難い。今年に入って体調の良い日がない。1日たりともない。やっぱり早寝早起き(・A・)イクナイ!
んで。旧作映画ネタの筒井エッセイは大変だった。取り上げられてた作品は全部知らない。チャップリン以外に知ってる役者が出てこない。正直なんの興味も湧かなかった。収穫はエンタツ・アチャコのアチャコが男だとわかったことくらいだ。最初から最後まで全く面白くなかったけど、それでもまぁ筒井エッセイの中では比較的ラクに読めたかも。ほとんど映画のあらすじオンリーだったから。
さーて、次回の読んダラ日記は。ようやく文庫が出揃った話題のアレが登場の予定だ。
- マーク・ボウデン/伏見威蕃(訳)
- ハヤカワ文庫
- 貰い物
3連休だったはずなのに気がついたらもう月曜日。このところ週末は読書が進まんなぁ。
んで。ますます傍点打ちまくりでバオー度バルバルの下巻を読了。米軍が一晩耐えて逃げ出して状況終了した。読んでる時は米軍弱いなぁと思ったりしたんだけど、結果を見たら100人足らずの部隊で数千人の暴徒を相手にして戦死者わずか18名。逆に500人くらい殺してた。もしかして米軍って恐ろしく強い?
でもこの手の市街地における不正規戦はイマイチ好きくない。ゴチャゴチャしてて誰がなにしてんのかわからん。文字だけだからますますわからん。これは映画のほうがいい。
- マーク・ボウデン/伏見威蕃(訳)
- ハヤカワ文庫
- 貰い物
今日は仕事に行かなくていい日。これが噂の祝日ってヤツか。ふむぅ、素晴らしい。毎週金曜日は祝日にしよう。むしろ毎日祝日にしよう。
んで。ソマリアでMH-60が墜ちたので助けに行って大変だった話。自称ノンフィクション。ヘリの乗員を救助しにモガディシュ市内を迷走する米車輌部隊がニグロに撃ちまくられて蜂の巣。かなりのKIAが出たように感じたんだけど実は8人しか死んでなかった。映画でも同じこと思ったけど、盛り上げようとして大げさに描いてない?
先日の『生存者』よりはマシなんだけど翻訳物は読みにくい。特に通信機での会話に必ず傍点がついてるのがウザい。お前はバオーかよ。バルバルバルバル。