- 司馬遼太郎
- 文春文庫
- 借り物
ちょっと無理して遠くまでロケに行ったら風邪がますます悪化した。無理はいかんな。
んで。第4巻は武市が三文字に腹かっ捌いたり竜馬がようやく船を入手したりと着実に進んでいるのだが、例によって時間の経過を感じさせないほどダラダラしてる。武市が白札になった時期が前に書いてたのと違ってたり、主語と述語の対応が滅茶苦茶な文章が散見されたりで、これまでにも増してひどいことになってきた。
これは読むに耐えない。なんでこんなにリズムが悪いんだ。
- 司馬遼太郎
- 文春文庫
- 借り物
体調悪ぃ。寒気する。と思ったら熱があった。なのにまたも某クイズ番組のロケで博多に連れてこられてる俺。状況を理解できないまま。
んで。長距離移動中に第3巻を読み終わり。勝海舟に弟子入ったりおりょうに出会ったりしたから着実に時間は進んでいるようだが、それを感じさせないくらいダラダラしてる。原因は司馬遼が下手だからなんだけど、中でも頻発する「余談だが」が大問題。余談なんて必要ないから先に進めてくれ。
ここまで話は『お~い!竜馬』とほぼ同じ。細かいエピソードは、むしろ漫画のほうが豊富なくらい。司馬遼の文章の情報密度は空前絶後の低さだ。
- 司馬遼太郎
- 文春文庫
- 借り物
今週は出社しなくていいから自堕落に過ごそうと思ってたのに、ロケ疲れが残ってて自宅作業が思うように進まない。おまけに読んでるのは司馬遼じゃモチベーション上がらん。
んで。ようやく竜馬の第1次脱藩直前まで来た。こんな序盤で2冊も使って大丈夫なのかな。司馬遼の構成力を考えると先行きは超不安だけど、ここまでは“面白くない”程度のレベルで推移してるから、司馬遼だと考えれば許容範囲か。
活字慣れしてない小中学生向けの児童図書としてはいいかもしれないが、大人が読むもんじゃないね。
- 司馬遼太郎
- 文春文庫
- 借り物
いよいよ手持ちの司馬遼ラスト。でも全8巻だからしばらくかかる。かなり憂鬱。
んで。司馬遼といえば竜馬、竜馬といえば司馬遼ってくらいの代表作だけど、なにせ司馬遼だから覚悟を決めて読み始め。1巻はまだ維新の影も形もない時代で、竜馬はちょこっと剣が立つだけの白痴。展開に動きがなく、いきなりダレてる。
漢字を書けないのも文章力がないのもいつも通りの司馬遼。ムカつかない程度のレベルで進行してほしい。俺の望みはただそれだけ。
- 司馬遼太郎
- 文春文庫
- 借り物
久々のアウトドア仕事で身体ボロボロ。日焼けで首と腕が壮絶に痛い。壮絶にダルい。そんなこんなで今日は16時間も寝た。体調悪いと眠れるなぁ。
んで。序盤は一ノ谷~壇ノ浦の合戦で、平家の弱さと義経の強さが不自然だったけどそれなりに読めた。しかし合戦が終わると急激にトーンダウン。義経が京から逃げ出して終了。討たれるところまでやってこその義経だろう思うのだが司馬遼には常識など通用しないようだ。一番の問題は、義経を書きたくて書いたと思えないこと。義経その他のキャラに対する悪意すら感じる。
司馬遼の大好きな誇大表現を借りれば、司馬遼のつまらなさこそ「空前絶後」だな。
- 司馬遼太郎
- 文春文庫
- 借り物
なぜか某クイズ番組のロケに同行して今月2度目の仙台上陸。自分の置かれている状況を理解できないまま本を読む。
んで。ご贔屓の奥州藤原氏と関わりが深いから、それほど悲観せずに読み始めた『義経』だが……平氏と頼朝と義仲ばっかりで義経も奥州藤原氏も出てこない。こりゃ盛り上がらない。漢字を書けない、文章力がない、歴史観が古臭い、時系列に矛盾あり、と問題だらけなのは司馬遼の面目躍如。
下巻が残ってるけど、間違いなく駄作だ。
- 司馬遼太郎
- 文春文庫
- 借り物
3連休なのに暑くて外出できないからサイトの模様替え。過去ログにアクセスしやすくした。しかし俺が書き俺が読む俺だけのサイトだから意味はない。
んで。長宗我部を読み終わり。四国統一まであと少しのところで簡単に秀吉に屈した。このへんまでは俺ご贔屓の伊達政宗と似た境遇だが、その後はだいぶ違った。長宗我部やる気ナシ。盛親の代でお取り潰し。所詮は田舎豪族でつまらん。左様に空虚なストーリーに加えて児童向けの如きひらがなだらけの文章で読み応えは全くなかったが、そういうのを司馬遼に求めるほうが間違いなのだろう。
無意味な繰り返しや誇大妄想がなかったから『坂の上の雲』よりはマシか。
- 司馬遼太郎
- 文春文庫
- 借り物
浅田の残りが少なくなってきてたから、ここらで別の弟借り物シリーズを片付けようと思った途端に読み終わった。1日で文庫3冊は久しぶり。
んで。『坂の上の雲』以来の仇敵、司馬遼。今回の主人公は長宗我部元親だ。まだ上巻だから判断しかねるが、今までのところイベントがなにもない。さすが四国の地方豪族。そしてさすが司馬遼。超つまらん。
それにしても司馬遼は相変わらずひらがなばっかりだ。漢字も書けないのによく作家なんかになれたな。
- 浅田次郎
- 集英社文庫
- 借り物
暑い時はこれくらい空っぽな話のほうが読むのラクでいいかも。つまらなすぎてムカつくけど。
んで。破綻した前提条件の上に成り立っているから、その後の展開は全て不自然で強引。笑わせたいのかホロリとたいのか最後まであやふやで中途半端だし、まさに浅田らしいヌルさ。わざわざ読む価値はない。
あ、よく見たら集英社文庫か。おまけに連載誌も集英社。それならしょうがない。集英社+浅田じゃどうしようもない。
- 浅田次郎
- 集英社文庫
- 借り物
外に出ると溶けてしまう体質のため家から1歩も出られない。読書しかない16の夏。
んで。潰れそうな旅行会社がフランス名門ホテルの部屋を高級ツアーと格安ツアーでばれないようにシェアさせる話。旅行会社が必要としている金額計1200万円の内、高級ツアーで1100万円集めて不足分の100万円を格安ツアーで賄うというんだから無茶だ。だいたい高級ツアーに見込まれる客数が5~6人だとわかった上での企画なのに設定金額が1人当たり150万円というのは計算が合ってない。単価を少し上げれば解決だ。
前提条件が破綻してる上にヌルいストーリーだから面白くもなんともない。