書籍の類 読むの飽きてきた
■2004年07月16日 [書籍の類]
獄医 立花登手控え (4) 人間の檻
  • 藤沢周平
  • 講談社文庫
  • 借り物
俺満足度:★★★★

暑い。暑くて死ぬ。もうエアコンの効いた部屋から1歩も出ない。

んで。シリーズ最終巻を読み終わり。主人公が獄医者で柔術使いという点以外は特に変わったところのない王道な展開だったけど予想以上に引き込まれた。そしてとにかく従妹に萌えた。こんだけ読ませてもらえれば言うことナシ。

借りて半年以上になるが、これでやっと店に返せるよ。あ、『かわせみ』なんてもっと長いこと借りてるじゃん。早く読まなきゃなぁ。でも返しに行くと別の本を借りて来ちゃう無限コンボ。

■2004年07月14日 [書籍の類]
獄医 立花登手控え (3) 愛憎の檻
  • 藤沢周平
  • 講談社文庫
  • 借り物
俺満足度:★★★★

1日の激務(6時間くらい)を終えてビールを片手に周平を読む。嗚呼これぞ至福。

んで。もう止まらない。I am not stop。変貌を遂げ勝ち気でカワイイ娘さんになった従妹のおちえが登くんに積極アッピール中。従妹マニアの俺としては堪らない展開。マジ従妹萌え~。

従妹以外も面白いんだけど、それはそれとしてとにかく従妹萌え。

■2004年07月13日 [書籍の類]
獄医 立花登手控え (2) 風雪の檻
  • 藤沢周平
  • 講談社文庫
  • 借り物
俺満足度:★★★☆☆

妙な英単語帳を挟んでしまったが、周平のほうも着実に。

んで。1巻は普通だったけど、ここで急激に引き込まれ始めた。お涙頂戴もチャンバラもないのに目が離せない。最初は嫌われ役だった叔父一家に優しい面が見えたりして江戸人情全開。箸にも棒にもかからなかった従妹のおちえなんか特にヤバい。萌えてきた。

学生時代はわかりやすいだけの池波を面白いと勘違いしてたけど、改めて読むと周平のほうが圧倒的に面白い。大人の階段のぼってる。俺はまだシンデレラだけどね。

■2004年07月11日 [書籍の類]
萌える英単語 もえたん
  • 三才ブックス
  • 新本
俺満足度:★★★☆☆

去年の終わり頃、評判に躍らされて買った本があった。英語なんて大嫌いだから読まずに放置してたが、ついに一大決心して手に取ったよ。浅田次郎より英語のほうがマシだ。

んで。結局は英単語帳なのだから毎日少しずつ読めばいつかは終わるはず、明けない夜はない。と信じて読み始めたら一気に最後まで行けちゃった。例文はアチラの世界の話題のみに限定。無理矢理な意訳ばかりで笑った笑った。美しくない英文が多かったけど、そういう本じゃないもんね。

でもちゃんと英単語も覚えた。maniac(ヲタク)、sister(妹)、rosebud(美少女)。

■2004年07月10日 [書籍の類]
獄医 立花登手控え (1) 春秋の檻
  • 藤沢周平
  • 講談社文庫
  • 借り物
俺満足度:★★☆☆☆

無性に時代物が読みたくなった。もう少しだけ浅田から離れていたい。

んで。店から半年以上借りっぱなしの藤沢周平を読んでみた。「獄医」なんていうから重い話かと思ったら普通に軽い江戸時代物だったので安心して読めた。でも『用心棒日月抄』とか『よろずや平四郎』に比べると主人公の印象が薄い。得意技は柔術だし。ま、相手をする町の無頼漢の得物はせいぜい匕首だから柔術くらいじゃないとバランス取れないのかも知れないが。とりあえず手刀で匕首を落として一本背負い。

従妹のおちえとケコーンして叔父の跡を継ぐような気配があるので、そこに期待してみる。

■2004年07月09日 [書籍の類]
御宿かわせみ (14) 神かくし
  • 平岩弓枝
  • 文春文庫
  • 借り物
俺満足度:★★★☆☆

まだ浅田が数冊残ってるけど、これ以上続けるのは無理。精神的に消耗激しい。

んで。適度なローテーションで登場の『かわせみ』。14巻はなぜか動きが乏しかった。全てを見通す推理力を発揮しすぎな東吾の影響で、事件が起こっても緊張感がない。るいさんとの関係も進展しそうでしないので、全体にボヤけた印象。

そんな中「麻生家の正月」で娘誕生。(宗太郎+七重)÷2=花世ちゃん。将来的にはどうすんだろ。畝源太郎とでもくっつけるのか。ま、それもまた一興。

■2004年07月08日 [書籍の類]
薔薇盗人
  • 浅田次郎
  • 新潮文庫
  • 借り物
俺満足度:☆☆☆☆

読んでも読んでも終わらない浅田。そろそろ他の本を読みたい。

んで。またもや短編集。会話だけの「奈落」とか手紙の文面だけの表題作のように“ありがちな”変わった手法に挑戦してた。でもいつも通りのヌルい話だからそういう手法を使う必然性が感じられず、従って効果もない。この人の場合、手法云々の前にまずストーリーを練るべきだと思う。

っつーか、頼むからオチをちゃんと書いてよ。オチのない短編は致命的につまらない。

■2004年07月06日 [書籍の類]
姫椿
  • 浅田次郎
  • 文春文庫
  • 借り物
俺満足度:☆☆☆☆

快調なペースで本日2冊目を読み終わり。さすが浅田、読むのラクチン。

んで。また短編集。中身もいつも通りの浅田。各話とも前半はそこそこ読めるけどラストは手抜き。短編なのにオチてないから全然面白くない。もう少し頑張りましょう。

体育会系作家を自称してるくせに、ぬるま湯みたいなヌルい話ばっかり。潔くない。もっと骨太なのを書いてみろと言いたい。

■2004年07月06日 [書籍の類]
鉄道員 ぽっぽや
  • 浅田次郎
  • 集英社文庫
  • 借り物
俺満足度:★★☆☆☆

夏バテ全開。こういう時はコッテリした食事と読書しかない。

んで。浅田の直木賞受賞作。“ぽっぽや”と読むらしい。浅田の短編集にしては粒揃いで、驚くほど読めた。特に「角筈にて」なんかは雰囲気のあるいい話だった気がする。でも基本的にラストは不思議オチ。どんなにいい話でも最後がこれじゃ三文小説の域を出ない。

毎度のことだけど、浅田の手抜きオチには気分を害される。

■2004年07月04日 [書籍の類]
御宿かわせみ (13) 鬼の面
  • 平岩弓枝
  • 文春文庫
  • 借り物
俺満足度:★★★★

仙台から戻ってきた。お見舞いに行ったはずなんだけど、あんまり意味なかった。行かなきゃよかった。

んで。この巻も激しく面白かった。7巻で逃げた悪者がホントに帰ってきた「忠三郎転生」とか。それをきっかけに麻生七重と天野宗太郎の間にフラグが立ったりとか。ここにきて急にキャラ関係に動きが出てきたのでいい感じだ。楽しくなってきた。

それにしても『かわせみ』は巻を重ねるごとに主要登場人物が増えていくなぁ。楽しいんだけど覚えるの面倒。