- 郡司ペギオ-幸夫
- 講談社現代新書
- 貰い物
原チャリのブレーキパッドを交換。ちゃんと組んだのにディスクを擦ってるのはなぜだ(ちゃんと組めてない)。アライメント狂ったかなぁ。ま、いっか。
んで。処分シリーズ続行。科学哲学というか言葉遊び。現実と理念の間に意識がある、という至って無意味な結論を出すために1冊費やしてた。論理展開が下手なことに加えて、簡単なことでも無駄に難解・冗漫に書いてあってイライラしっぱなし。頭がいい人は難しいことを簡単に説明できるものだが、この人は真逆。どんなに大層なことを考えても、それを伝える能力がなければ考えてないのと同じだと知れ。これを読んだ限りでは、そもそも大層な考えなどなさそうだが。
難解=格好いいとでも思ってるのかな。全共闘世代?
- 遠藤秀紀
- 光文社新書
- 貰い物
俺の夏コミは、ビッグサイト横に路駐した車の中で半日待機してたら終わった。会場に入らずに済んだのはラッキーだったけど、とにかく疲れたよ。コミケは好かん。
んで。処分シリーズ終了、と思ったら新たな資源ゴミが出てた。うんざりしながら眺めていたら、その中に買おうと思ってたタイトルがたまたま混ざってたので取り急ぎ読んでみた。人体がどのような道を辿って現在の形になったかという話。饒舌な文章は読みやすかったけど、正直言って期待してたほど目新しいネタはなかったな。
まぁいい。自腹を切らずに済んだからオールOKだ。
- 森瑤子
- 文春文庫
- 貰い物
明日はいよいよ夏コミだ。御茶電の新作『LEVIATHAN』が間に合ったらしいので製造+運搬支援のため出動。久しぶりに制作に関わったゲムだから売れてほしいな。
んで。処分シリーズの森瑤子、遂にラスト。中身は前回同様、キャラと場所と展開パターンを組み替えただけのような、ぶっちゃけ機械でも書けそうな不倫物34本。当然つまらない。くだらない。飽きた。エッセイも小説も全部一緒じゃん。お前は不倫とセクースのことしか頭にないのかよ、と。これなら15年間で100冊書いたというのも納得できる。
とにかくやっと解放された。森瑤子はもういい。
- 森瑤子
- 角川文庫
- 貰い物
去年の夏以来ご無沙汰していた横須賀の友達のところに押し掛けて、お子様2匹と遊んできた。楽しかったけど、体力が保たん。
んで。悲しいことに処分シリーズ再開。今回のは短編集。不倫絡みの一場面という不文律があって、困ったことに毎回似たようなキャラが似たようなことを言い似たようなことをする。話の筋が数パターンしかないから、これで飽きるなというほうが無理だ。
森瑤子は、なんとなく池波に近いものを感じる。秘密工場で量産型小説の開発に成功したという意味で。
- サイモン・シン/青木薫(訳)
- 新潮文庫
- 新本
今になって初めて『寄生獣』を読んでみたら面白かった。食わず嫌いはダメだと思った。
んで。下巻。まず番外編的な話題で古代文字が登場。クレタ島の線文字Bの解読はスゲェの一言だった。本題の暗号は現用~将来の方式としてDES、RSA、量子暗号について。このへんの暗号は、アルゴリズムは不思議で面白いんだけど解読がちょっとね。結局ブルートフォースというオチだから、上巻の古典的暗号の解読に比べるとパズル的な楽しさに欠けた。
巻末に懸賞暗号(とっくに終了してるけど)が載ってたので挑戦してみようかと思ったんだけど、いきなり無理そうだったので諦めた。これを全部解いたチームがあるというんだから世界は広いなぁ。
- サイモン・シン/青木薫(訳)
- 新潮文庫
- 新本
マウスを買い換えたらフィーリングが変わっちゃってポインタが狙ったところに行ってくれない。ああ、イライラするー。
んで。処分シリーズがあまりにツラいので一旦離脱。負けたわけではなく、あくまで転進であると念を押しつつ手に取ったのはサイモン・シンの暗号物。上巻はシーザー暗号からエニグマまでのアルゴリズムと解読方法、そして解読にまつわるドラマが満載。『フェルマーの最終定理』も恐ろしいほどに面白かったけど、これはさらに上だ。これこそ俺が読みたかった暗号物だよ!
上巻分の補遺が下巻の巻末に載ってて参照するのが面倒だった以外は非の打ち所がない。俺評価は生涯最高クラス。
- 森瑤子
- 角川文庫
- 貰い物
汐留で打ち合わせ。日テレ夏休みイベントの賑わいが憎かった。そういや日テレのロビー横にエヴァ新劇場版なる展示があったのだ。来月公開だなんて全然知らなかった。
んで。まだ終わらない処分シリーズ。今回も似たような恋愛ネタばかりのエッセイ集。簡単に印象を述べると、電波気味なオバさんの妄想物語。他人の恋愛観なんかに微塵も興味ない人間が読んでもツラいだけ。それに、いくら愛だの恋だのを語られたところで、森瑤子の容姿じゃ説得力を感じられな……禁句?
そもそも恋愛が許されるのは小学生までだよねーキャハハ
- 森瑤子
- 角川文庫
- 貰い物
今年も原爆と終戦が流行し始めた。自虐趣味の人たちにはついていけないが、戦争特集のテレビ番組が増えるから楽しい季節ではある。
んで。まだ続く処分シリーズ。今回はエッセイ集。与論島の風の肌触りは絹そっくりとかなんとかいう実質を伴わない意味不明な記述が多かった。昨日の本では自分のことを99%犬型と書いていたのに今度は猫に似ているとか言いだして一貫性がない。「特に男の独身者が急増する」なんていう未来予測は明後日の方向に攻めすぎだわな。冷静に考えて、女の独身者数も比例するだろう?
もともとエッセイ嫌いだが、その場の思いつきだけで書いてるこの手のヤツは特に嫌いだ。
- 森瑤子
- 角川文庫
- 貰い物
夏休みが折り返し点を過ぎたところで生活のリズムが大変なことに。0900消灯、1500起床は一日が異様に短く感じる。
んで。処分シリーズは森瑤子。小説、私小説、エッセイがごちゃ混ぜになっていたけど中身は似たり寄ったりで、つまりバブリーな有閑セレブのアンニュイで小洒落た不倫関係。愛がどうしたら嫉妬がこうした、なんていう妄想を延々と繰り返されても俺の知ったこっちゃねぇー。中身なさすぎ。
エッセイを読むと、どうもこの人はご自分のことを知性的だと思ってた節がある。うーむ、俺とは知性の定義が違うのかもしれん。
- 銀色夏生
- 角川文庫
- 貰い物
今年もいよいよ金魚水槽の冷却ファン稼働。確かに水温は2~3℃下がるのだが、なにせ気化潜熱利用だから水が減る減る。つぎ足すの面倒くさ。
んで。処分シリーズ続行。予備知識ゼロで読んでみたところ、なんかナヨナヨした詩集だった。あなたの瞳に井戸がなんちゃらで虹があーだらこーだらしたから夏休みが邪魔、とかいう論理性を欠いた抽象的な文字列からは明確な意図が読み取れなかった。ポエムってのは難しいものなのだな。なんの役に立つんだろか。
これは男が読むもんじゃないんだろうなぁ。ページ数、文字数とも少なかったからいいけど。