
- アルゴノート社
- 月刊誌
なんかこの週末は3連休らしい。知ってた? せっかくだからタップリ休養を取らせてもらおう。毎日こうならいいのに。仕事したくねぇ。
んで。気がつけば半年ぶりの『PANZER』は特集が「87式偵察警戒車」だったから買ってみた。経験上、この雑誌はハズレ率9割超の天才バッターなんだけど今月号は比較的読めたから驚いた。さらに驚いたのは誤植が少なかったこと。これじゃまるで商業誌だ。87式は大変良い。カーブで転がるんじゃないかとドキドキしる寸詰まりなスタイルが殊更に良い。記事の内容は素人レベルだったけど87式偵察警戒車が取り上げられただけで嬉しい。特集以外もなぜか読めた気がする。
でもどんな記事が載ってた覚えてないんだよな。ふむ、読めたと思ったのは勘違いだな。半年ぶりだからな。

次の言葉に期待
- 河合克敏
- 小学館
お…
(制服RC娘がこの後なにを言うのか多大な期待を抱かせながら。)
笑いも萌えもない不毛の地ヤンサンに貧乳神こと河合克敏の読み切りキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!! 河合御大の描くアレは明らかに慎ましやかというか遠慮深いというか、とにかく人類の夢と希望が詰まった小さなオパーイなのだ! 俺がもう少し早く生まれていたら毎週のように青島タソがここに登場して人々の荒んだ心を癒していたことは間違いないぜ?
だって女子高生に…RCマニアの……デコが…胸の膨らみ……お…お×××! ああぁ、エランタソ…エランタソ……来留間麻理うっ(;´Д`)ハァハァ
- 林信吾
- 平凡社新書
- 貰い物
微熱でツラい。咳のおかげで腹筋が筋肉痛。鼻水は何リットル出たかわからん。そんな状況の中ラッキーなことに今日明日は自宅作業になったのでつまり休日。休まねば死ぬ。
んで。また資源ゴミ。日本がイギリス型階級社会になりつつあることに警鐘を鳴らしたつもりになったみたいだけど感情論がベースだから論拠薄弱で説得力皆無。エリートの子はエリート、労働者の子は労働者という傾向はイギリスに限った話じゃないし。機会の平等に関して、米英のエリートコースが学費の高い私大なのに対し、日本では「国立大学に最優秀の学生が集まる」と自分で書いてるじゃん。全然しのびよってないネオ階級社会。他人の著作を取り上げては「雑だ」と批判してるけど、これで勝ってるつもりなの?
イギリスブームに乗っただけのヤツらよりも俺のほうが詳しいんだぞって自慢したいだけに見える。底が浅い。
- 莫邦富
- 新潮OH!文庫
- 貰い物
群馬で風邪に感染したらしく本年3度目の熱発。性能悪すぎ。肺の奥のヤバい痛さは軽い肺炎か? こんなにツラいのに激務休をくれない仕事が恨めしい。
んで。熱でボーっとしながらも僅かに残る気力で読んだのはまた資源ゴミ。大嫌いな似非ビジネス物かつ大嫌いな支那物。この人によると日本企業は支那企業に負けたらしい。ちなみに勝ち負けの基準は支那での現地シェア。驚くほど視野の狭い話だな。そもそも日本企業にとっての支那は市場というより工場だし、世界マーケットで考えなければ全く無意味だと思うんだけど?
経済のこと全然知らない俺すら騙せないとは。終わってるな。
- 頼藤和寛
- 講談社+α文庫
- 貰い物
読みたいと思った本が面白いとは限らないんだなぁ。貰い物のほうが期待しないぶん気楽かも。
んで。今回は父親の本棚から出た資源ゴミ。家族の問題なんて興味ないし、問題あっても気にしないし。と読む前から自己完結。でも読まなきゃ捨てられないルールなので読んでみたら、面白くはなかったけど意外に笑えた。基本的にポジティブシンキング、というか投げっ放し。息子が精神病だとか姑にいじめられたとかいうくだらない相談に対し、解答は常に“心配したってしょうがない”“耐えるか捨てるか二者択一”。簡単すぎw
それにしてもこんな本が出てくるなんて、ウチの家族に問題でもあるのだろうか?
- 広田厚司
- 光人社NF文庫
- 新本
今週の新幹線通勤は本日で終了。まだ木曜日だけど心は週末ムード。報酬が希望ラインに届いたし昼飯おごってくれるし、群馬いいね。来週もガシガシ稼ぐよ。
んで。久々に自分で買った本だから期待したんだけど大ハズレ。暗号の話なのにアルゴリズムには触れておらず、解読については「複製を作った」の一言で終わり。その代わり解読にどう繋がったのか判然としないUボート拿捕などを詳細に取り上げていたりする。エニグマについてろくに知りもしないで書いたとしか思えない。文脈を無視した逆接続ばかりの文章にも疲れたよ。
これなら「プロジェクト×」のほうがよほど有意義だった。
- ニュートンプレス
- 月刊誌
誰よりも遅く出社して誰よりも早く帰るのが信条。時間かけたからって良い仕事ができるわけじゃない。今日もサービス残業で遅くまで居残るサラリーマン諸氏を横目で見ながら颯爽と帰宅。これぞフリーランスの醍醐味。
んで。晩酌でビール飲みながら『ニュートン』。特集「真空は無?その正体は?」は真空でも粒子が勝手に対生成&対消滅してるとあった。特に興味ないけど、これはこれで興味深い、か? 肝心な部分が端折られていたので、担当者も内容を理解できてなかった感じ。微笑ましいけど少し頑張れ。
そういえば、ほとんどのページが記名記事になってた。変革到来か? ついでに竹内均の作文を打ち切ってくれると嬉しい。
- 松本清張
- 新潮文庫
- 貰い物
僕は今、群馬に向かっています。またか! でもなんか慣れてきた。乗り継ぎのいい電車も見つけたので、この機会に効率よく稼いどこう。半年くらい仕事しなくていいくらいの金額になれば嬉しい。
んで。新幹線で清張読了。これで手持ちの清張終わり。今回は清張のくせに事件が少なかった。初登攀を信じてもらえない、絵はがきに写ってた女の子を捜す、少年囚の日記といったみみっちい話ばかり。事件が起きても起きなくてもつまらんのだ。短編集を続けて読んだ結果、清張開発工場では量産型推理小説の最終テストが繰り返されていた。文章はそれなりに上手いし、先が気にならなくもないんだけど結局くだらない。
つまり、この世に推理小説なんて要らない。
- 松本清張
- 新潮文庫
- 貰い物
僕は今、群馬に来ています。だから意味わかんねぇっつってんだバカ! 乗り換えだらけだから実際の乗車時間は一番長い新幹線でも約30分。起きたら長野という可能性があるから寝てもいられない。移動時間も金取るぞ。
んで。仕事帰りの新幹線でビールをがぶ飲みしながら清張。これは新しい版で字が大きかった。評価できる点はそれくらいか。比較的長めの短編が5本で読み応えがあるかと思いきや全然。事件が起こればくだらない。起こらなくてもくだらない。微妙に読めたのは「影」くらい。元ゴーストライターの回想録で、時代小説を代作するために作家の癖を盗むくだりがなかなかだった。
俺も池波マシーン(※)を作らなきゃ、と少しやる気をもらった。
※ウィザード形式で簡単に池波小説が書ける機械
- 松本清張
- 新潮文庫
- 貰い物
僕は今、群馬に来ています。マジ意味わかんねぇ! 0900前橋出頭ってなんだよ。昨日今日と新幹線長距離通勤で0600に家を出てるので死にそう。死ぬな俺。
んで。有り余る通勤時間で清張を読み終わり。傑作短編集とあるが、むしろ駄作集だった。ありきたりな古典的推理小説という感じ。バーのマダムとキャバレーの女給に時代を感じる。戦前か? そんな中「万葉翡翠」と「陸行水行」は毛色が違ってそこそこ。それぞれ万葉集と邪馬台国をネタに考古学。古文書の解読は面白そうだと騙されそうになった。でも、こういう話でも無理矢理事件を起こすから安っぽいんだよな。
群馬通勤は片道2~3時間かかるからスゴいペースで読書が進む。ちょっと嬉しい。でも遠すぎ。やっぱ悲しい。ツラい。








